今日のメンバーは
弘前市から漆沢さん 羽賀さん
板柳から工藤さん つがる市から岡元さん
初乗船の 青森市から杉山さん 山本さん
6人で出航です
昨日 一昨日と 大漁しているので
今日も大漁か。。。?
皆さん気合が入っていますが
長年 釣りをやって来て
昨日釣れたから今日も釣れる
そんな 甘い物じゃありません
毎回沖に出て
始めて沖に出るような気持ちで
挑んでいますよ
海は何が起こるか分からない
遊漁船の船長の仕事は
お客さんに釣ってもらうことが仕事
釣れそうな場所に連れていくこと
釣果は釣り師の腕で差が出るので
釣れなかったら船長の責任というわけではないのです
船長の頭の中は
何気なく船を走らせているような感じでしょうが
実は 頭の中はスーパーパソコン並みに
動いているのです
それは 予約が入った日から
天気予報とにらめっこ
長期予報から前日までの天気を判断
何個も天気予報サイトを見ています
これを駆使して
前日の午前中までに出航の判断
出航してからは波が有るか ウネリは有るか
気温水温 潮の流れ 潮周り
夜明けの出航時間
寄港時間
これらをシュミレーションしています
朝に 皆さんに何が釣りたいかを
何気なく訪ねていますが
これがすごく大事なことで
魚の種類で釣り場が変わります
釣り場が変われば シュミレーションが 一から組みなおし
釣り場が変わると
船の流し方も多くのポイントを通過するように
シーアンカーの入れる場所が変わります
これも難しくて
風が吹いている方と同じ方向に流れれば
一番良いのですが
ほとんどは それに潮の流れが関係して
流したいポイントを通過させることは
難しいのです
そのため 何回もシーアンカーの上げ下げを繰り返して
船の流れるルートをきめ
シーアンカーの入れるポイントを決めます
しかし 鯵ヶ沢沖は
湾になっているため
潮が複雑で 100m離れるだけで
流れる方向が変わるのです
シーアンカーの入れ方で釣果が変わりますね
いつも言っていますが
シーアンカーの上げ下げの回数が多いほど
魚が釣れると思います
遊漁船の船長の仕事は 確率ですべての物を
考えていると言っても過言ではありません
そんなことで
皆さんに今日は何が釣りたいですか。。。。?
鯛が釣りたい ヒラメが釣りたい マゾイが釣りたい
根魚も釣りたい
これらが釣れそうなポイントは限られます
鯛だけなら 砂地でも反応が有る場所なら
釣れますが
ヒラメとなると今の時期
産卵のため 浅場の岩礁地帯に居ます
しかし 岩礁地帯のど真ん中ではなく
ベイトを捕食しやすい
根周りのヘリに居ますね
マゾイとなると 漁礁のど真ん中
カサゴは根の荒い浅場の岩礁地帯
そのため まずは 深場の漁礁地帯で
真鯛 青物 根魚を狙います
釣れればOK
潮が速かったり 釣れなければ
浅場のカサゴポイントに移動しますね
昨日 一昨日の釣りは
これがシュミレーション通りに運んだ釣りでした
本日もこの通りに行けばよかったのですが
果たしてどうなったでしょうか
朝 4時出航
風は南東の風2m位
波は0.5m位ですね
まずは 昨日の最後に釣れた
浅場の真鯛ヒラメポイントから攻めますが
全く反応がない
潮も早い
この速さなら漁礁は無理と考えて
浅場のカサゴをやりましょう
この判断は正解で
良型カサゴが入れ食い状態
潮が少したるんできたので
9時ごろ 漁礁に向かいます
しかし
潮が速く釣りにならない
ここでは マゾイが少し釣れただけで
大きいのもは数匹
何か所かポイントを攻めますが
潮が速いと釣れないのもここの漁礁の特徴
もう一度 浅場に戻りましょう
しかし朝に入れ掛かりポイントを流しても
たまにしか釣れず
皆さん悩んでいます
しかし何故か私には釣れてきます
仕掛けの差が出ました
釣れない状態が続きましたが
潮が変わり
11時半
急に食いが立ちました
30分延長して
12時30分終了
真鯛ヒラメは釣れませんでしたが
カサゴは大漁でしたね
仕掛けの差が大きく出る釣りですので
勉強してくださいね
その日の一番釣れる魚を釣る
これが重要です
これは 私と岡元さんの二人分の釣果です
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