2024年5月15日水曜日

2024 5/15 クーラー満杯 釣れすぎ9時終了


100リットルクーラー
満杯でこれ以上 入らないとのことで
9時で終了してくださいとのこと。。
終了しました



























 

2024年5月11日土曜日

2024 5/11 遊漁船の出航判断

遊漁船の船長が一番頭を悩ませること。。。

出航判断ですね
今日は中止になりました
そして 明日も 中止にしました

皆さんは何を基準ににして
出航判断をしているのか気になると思います
すべてではありませんが
私がいつも判断基準にしているサイトを
お知らせします

一番 あてになる天気予報

明日の天気予報ですが これだけ見れば

最高の釣り日和
 

しかし海の天気予報を見ると

波がかなり高い

鰺ヶ沢の場合 陸から吹く風と沖から吹く風では

波の高さも全く違います

西がつく風向きは波が高くなります

逆に 東や南がつくときは 陸から吹きますので

出航できることもあります

ここまでの天気予報では 明日はギリギリ出航可能と判断します


次に波浪予想
上の図を見ると明日の6時の予想
これを判断すると 沖合でかなりの風 波があります
出航基準としては
鰺ヶ沢沖 北金ヶ沢沖の色が1m以下の
濃い青と黒の表示であれば
波も1m以下ですので
何とかなります
ただし 
遊漁船は 4時から12時までですので
最低でも10時ころまでこの色が維持できれば
出航を考えますが
早い時間で 波の強い色に変化すれば
出航不可と考えます


次に天気図を見ます
高気圧は 時計回りに風が吹きます
低気圧は反時計回りに風が吹きます
等圧線の間隔が狭ければ
高低差がありますので
風が強く吹きます
分かりにくいと思いますので
軽くお知らせします
高気圧が1032 低気圧が994
これを山の高さで考えてください
1032mの山の頂上から994mの平地にボールを転がすと
勢いよく下にボールが転がります
これが風の強さと考えてください
風の向きは等圧線と平行に風が吹きます
天気図を見ると
鰺ヶ沢の沖は
南西の風が吹くことがわかります
等圧線の間隔が狭いということは
山の高低差が急斜面です
これらを判断すると
南西の強い風が吹くことが予想されます


この図はWINDYの予報です
上は12日の7時の波の予報
西の波が1.3mとあります
実際は 1.3mの波は上下で2.6mの高さになります
部屋の天井までが2.5mほどですから
この高さの波が起こるということです
結構な波の高さ
私の判断は 西ならば波が1m以内
南東 東ならば 1.5m以内で出航可能と判断してます



上の図は12日の風の予報です
これを見ると
南西の風5m
風の強さの半分が波の高さになります
ただ地形で山があったりすれば 弱まります






上の図は保安庁が出している
現在の風の強さ
今日の8時の風の強さ
艫作で13m吹いてますね
南向きの風なので
鰺ヶ沢は白神山地と岩木山が屏風になり
風裏になるので 町は風をそれほど感じませんが
沖に出るとこれらの風がまともに吹くので
危険な天気です

上の図は 長期の天気図
これを見ると1週間の天気の予想ができます

そして今回の重要事項
先日 太陽で大爆発が起こりました
爆発時にいろいろな電波が地球上に到達します
分かりやすいのは
テレビが乱れる ラジオの音が乱れる
スマホがつながらない
GPSの位置情報がずれる
場所によって日本でもオーロラが見れる
人間の脳にも影響があるかもしれません

船はGPSが無ければ釣りになりません
非常時に スマホがつながらなければ 
大変なことになります



遊漁船の出航の合否を
これだけの情報量を駆使して
判断しています
皆さんの命を預かっているのですから
自分の判断に自信がないときは 出航してません
絶対 安全に帰ってこれると 判断した時だけ
出航しています
釣れる釣れないは 二の次
これが遊漁船の船長
博打で沖には出ません

そんなことで 今日 明日は 中止にしました
納得していただいたでしょうか

船で いつもいうことは
釣れる釣れない 出航できる出来ないは
普段の行いと 運ですよ
話しています
見えないことは神頼みこれが正解です


2024年5月10日金曜日

2024 5/10 命を頂くこと。。。

 


釣りをしている人達が 必ずぶち当たる壁

「殺生」

いまだに答えがない事ですが

人間は何かを殺して食べなければ

生きてはいけない

罪深いことですが

自然界では 弱肉強食 

悪い事のように感じますが

自然界は これらの均衡が保たれて

成り立っている

しかし 人間だけは これらの輪から外れている

そのため 輪を崩さないために 農耕や養殖などで

均衡を保とうとしているかもしれません

最近よく考えることが

なぜに病気が存在するのか


自分なりの考えは

自然界では 食べられる生き物は

子孫を残せるように大量の卵を産みます

弱いから数多く生むのです

最たるものは イワシ かなりの捕獲 されていても

子孫を残していますよね

食べられるより 卵の孵化が多いからです

強いもの 運のよいイワシだけが生き残る

そしてまた卵を産む

釣りをする人ならわかると思いますが

イワシを大きい魚が食べて

もっと大型の生き物がその魚を食べる

頂点にいるような サメ イルカ クジラなど

これらが死ぬと 

海底に沈み 小魚やプランクトンの餌になります

頂点に行くほど 子供の数が少なくなり

そんなに増えませんね

どこかの一部が多くなったり 少なくなったりすると

食物連鎖が崩れて

全体の均衡が崩れ始めます

そうなれば イワシが極端に増えたり

違う生き物が減ったりするのです


では人間はどうでしょうか

病気があるから人が増えすぎない

戦争があるから 人が増えすぎない

人間界の食物連鎖の代わりなのかもしれません


 永遠に人間が増えることを阻止しなければ

食べ物が無くなり

結局 戦争がはじまります

持てる人が 持てない人に与えない

貧富の差が大きくなると

いつの時代でも 戦 戦争がはじまり

日本の中でも昔から 戦がありましたよね

弥生時代になり 農耕が始まると

土地があれば 作物を増やせますよね

そうすれば 上に立つ人が戦をして 他人の領土を奪おうとします

これは今でも 戦争として存在します

すべては 人のものを欲しがることから戦争がはじまります

テレビを見ていると

日本での戦を美化していますね

これらを普通にテレビを見ている人も 慣れるのでしょうね

殺し合い ですよ

それをすごい事のように

皆さん語っていますよね

現在 日本で戦があっても同じことができるのかは不思議ですが

まともな人なら

おかしいと感じるかと思いますね


しかし 縄文時代5000年円前いぜんは

戦いが存在しなかったようなのです

なぜにわかるのか・・

発掘した骨を見ても

戦で死んだ形跡が全くなかったようなのです

縄文時代は今の時代よりはるかに長く続いた文明

「足るを知る」

自分に必要なものの限界値を知ることのことで

それ以外の人たちに分け与えること

そうすれば争いは起こらない

鰺ヶ沢町の高台には広範囲に

縄文の集落や遺跡が存在します

しかし 誰も話そうとしません 

発掘もしようとしません

闇が存在します

海にも赤灯台のすぐ沖に 遺跡があります

誰も話そうとしません

海の中に石でできた カメの像 如来様のような像

建物があったような柱の束 たくさん沈んでいます

これらが世の中に出ては都合の悪い人たちが

隠そうとしているのかもしれません

縄文以降の文明の書籍などは残して現在まで続いていますが

縄文以前のものはあまり存在しません

昔から 都合の悪い遺跡 文献は 抹消したといいます


これらを 総括して考えると

津軽弁

今 ブームになっています

明らかに 異国の言葉です

琉球大国 沖縄も異国の言葉です

そう考えると

津軽地域に 日本と違う文明があったと考えるのが

妥当と考えますね

安東水軍の前の津軽の国

海外の昔の地図に

津軽の地名が書かれてあり

ANDOUと書かれていると聞いたことがあります

津軽から昔に海外に交易をしていなければ

この言葉が地図にあるはずがない

縄文人が津軽弁を話しており

現在まで 縄文人の子孫たちが言葉の伝承

現在に至るのではないかと考えます

縄文人の気質としては

人間に上下が無く 上に立つ人がいなかったともいわれています

平等の精神

持つ人が 持たない人に分け与える

大金持ちも いなかった 

その代わり 貧困の人もいない

そのため1万年以上も続いたのではないかと思います


鰺ヶ沢に住んでいると 縄文の生き方なのでは思う節があります

お金をいっぱい持っていても誰も褒めない

お金を寄付したり人のために使って初めて

褒めてくれる

海に行くと その日に採れた 魚介類を分けてくれる

多くもらうと またその人は 違う人におすそ分けする

日本で一番年間所得が低い町 

しかし お金がないのに そんなに貧乏感がない

みんな 持ち家に住んでいて庭があり 一人一台自動車を持っいて

食べ物も 海から取ってきたものや

山から取ってきたもの

季節になると 旬の物がどこの家にもあるのです

物々交換が普通であり

食べ物に関しては

町を一回りすれば 何日分もの食材が手に入ります

しかし 食べ物は腐るので

腐る前に 町内でおすそ分けが続いて

たまに 自分がおすそ分けしたものが

自分に帰ってくることがあり 笑いの種ですね

所得は低いですが

最高級の食べ物を食べているのも

鰺ヶ沢の町民なのです


多分 この生き方が 

ご先祖様 縄文人の生き方だったのかと思います

貧乏だけど 不幸感がないまち

お金のあるなし

地位のあるなしで

人を差別 区別をしない

こんなこと考えることがあります

すべての 争いは 

人間の 『欲』から起こる

これからの時代は

物も十分に手に入ったでしょうから

心の贅沢が大事

そんなことで 

『足るを知る」

心を穏やかに過ごせる 魔法の言葉と思います


長くなりましたが

冒頭の カサゴの真空パック

釣りをしていると

リリースしても 浮袋が出ていて リリースできない魚が

出てきます

これらを海に逃がすと大体は ウミネコの餌になります

しかし

小さくても 活きが良いので

手を掛ければ 刺身はじめいろいろな料理ができます

漁師は 良い魚をいっぱい食べていると思われていますが

実は マグロ漁師はマグロが食べられない

漁師は水揚げするので

お金になる魚はないのです

そのため 水揚げできなかった魚

値段の安い魚をたべる

網で傷ついた魚 

こんな魚たちを食べているのです

小さい魚も大事に いろいろな料理にして

食べてます


先日のカサゴは 

頭を取って 内臓を取って 血合いを取って

真空パックしています

カサゴは日持ちがよく

パックすれば刺身で2週間以上食べれます

その前になくなるので食べてしまいますが

カサゴに関しては

一番目は 刺身

2番目は唐揚げ

1cm刻みに両面にナイフを入れて

蛇腹のようにします

これに 片栗粉をつけて

油で揚げます

キツネ色になったら

上げて

すぐにペッパーハーブソルト

を掛けます

これで終わり

カサゴは揚げ物は絶品ですね

この魚は冷凍もできるので

小魚をこの料理で食べることをお勧めします

小さい魚も大事に

命を頂く

必要以上に取らない

取ったものは 最高の食べ方で成仏させる

これが 殺生に対する 和尚様の考えのようです

『足るを知る」

これからの人生 心の満足感を得るのなら

欲張らず 流れに逆わらず 

なるようにしか ならないと

割り切れる心を持ては

長く生きてきて分かったことです

縄文人の子孫と思っている 私です






2024年5月6日月曜日

2024 5/6 遊漁船 上向きになりました

本日の乗船は

平川市から 木村さん 田中さん

弘前市から 成谷さん

3人乗船です

朝4時出航

10時ころから風が強くなりそうですので

その前に勝負ですね

沖は波は0.5mほど

凪です

今日はイルカが居ないように祈りますよ。。。 



まずは 真鯛を釣りたいとのことで
先日まで 実績のあるポイントに行きますが
なぜか非常に悔いが悪い
しかし
釣る人は釣りもので
黙ってみていましたが 
恐ろしい釣り方をしました
目から鱗。。
65cmの真鯛ですね


同じ釣り方でまたもや
今度は大マゾイ



今度は大ウッカリカサゴ
恐るべし



ダメ押しで またもや 65cm真鯛
御見それしました


ほかの人には 真鯛は釣れませんでしたが
根魚がぽつぽつ

沖を見るとイルカの大群がどこまでも跳ねている
こうなれば 釣りにはなりません




10時ころから風が強くなり
浅場で本カサゴをやりましょう
移動しました
だんだん 風が強くなり
釣りにならなければ
寄港します
しかし
何とか釣りになり
皆さん 初体験の本カサゴに大喜び
大きめの本カサゴが次々釣れましたが
風が強くなり限界になりましたので
11時30分終了
寄港しました

食いが悪いときは
こんな釣り方が良いのか
勉強になりました

本当に釣りは奥が深いですね




2024年5月5日日曜日

2024 5/5 遊漁船 若者がやってくれましたよ!

 今日の乗船は

弘前市から 西川さん 菊池さん 山崎さん 奈良さん

大鰐町から 成田さん 貴田さん

6人での出航です

朝4時出航

いつもの 漁礁に向かいます

女性も2人居ますので

あまり難しくないポイントで

釣りやすい場所を選びますよ

南の風で 波は0.5mほど

穏やかな釣り日和




船の移動時に 回収していたジグにヒット!
ホームセンタータックルでのこの大物に
ダブルハンドルのリールが巻けず
ハンドルを手でくるむように
瓶の蓋でも開けるようにリールを巻いていました
何とか 真鯛が水面に出たときは本人大喜び
皆さんで 「帰りに上州屋に行かねばまいねの」
安物買いのなんとやら
そして 初心者あるある。。
持ってきたクーラーボックスが
皆さん20リットル以下のホームセンターバージョン

クーラーに入らない。。。
頭を取って尻尾を切れば入るかも
ベテランはやりますが
生まれて初めて釣った魚は
皆さんに見せたいのです
クーラーに頭から突っ込み 尻尾がはみ出してました


最近 浜値が高騰している
ウッカリカサゴ
まずまずの良型ですね


西川さんも 良型ウッカリカサゴ
本人は 大真鯛が釣りたかったようですが
今年の真鯛は まだ走りで 数が少ない
これからが本番ですね


成田さんも 大うっかりかさご
今年はウッカリカサゴが当たり年です


女性陣も頑張ってます


山崎さんも 最近珍しい大きいアイナメ


いつもの 大マゾイ


今が一番おいしい 産卵前の子持ち水草カレイ
塩焼サイズです



マゾイも大きいものが釣れて皆さん
数を増やしてますね
五目釣りの楽しさは
いろいろな種類の魚を釣れることです
食べることを前提にした釣りですので
あまり 大きいからといっても
誰もほめてくれません
とにかく 種類を釣ること
それらを 最適な方法で 食べることを
前提にした釣りの船ですので
大物は二の次


メバルは天然のコラーゲンの宝庫
女性にうれしい魚です


今日は絶好調の奈良さん


12時終了 寄港しました

写真にはないですが
皆さん 結構な五目釣りでした

次回は どんなタックルで来るのか楽しみですね



2024年5月2日木曜日

2024 5/2 遊漁船 今日のイルカはすごかった!

 今日の乗船は

五所川原市から高橋さん2人 太田さん 成田さん

神奈川県から石戸谷さん

つがる市から敦賀さん

6人様です

今日の狙いは 真鯛と大物根魚とのこと

最近は ウッカリカサゴと本カサゴが人気があります

浜値も 真鯛 ヒラメの3倍くらい

高級魚になりました

前回まで イルカの大群が来ていて

釣りにならなかった

今日は居ないように願うばかりです

4時出航

波も穏やかで釣り日和

0.5mくらいでしょうか



ポイントに到着 
今日はイルカはイルカナ なんてオヤジギャグ
私は言いませんよ。。。
朝一番は メバルがぽつぽつ釣れます
大物 マゾイ ウッカリカサゴもつれましたね
そのうち 誰かが
「ナブラだ~~」
よく見ると イルカの大群
船の回りを取り囲むように
100頭以上は居たでしょうね
イルカがいなければイワシについている
真鯛が入れ食いになる予定でしたが
こればかりはどうしようもありません



朝一番で 高橋さん 良型メバル

初乗船で 良型メバル

大マゾイで大はしゃぎ

成田さんも大マゾイ
良かったですね


高橋さん これはメバルですね。。
そうかもしれません!



イルカが来てから あたりが無くなり
イルカの影響が少ない水草カレイに行きますか?
ここで 高橋さんが ミラクル釣り
手作りの変なオモック
しかし 恐るべし
水草カレイが 狂ったように食ったのです
見ている間に 誰も釣れていないのに
5連荘
サイズも30cm超えの 塩焼サイズ
私も前日に カレイの仕掛けを作ったのに
1匹も釣れませんでした
隣で並んでやっていたので
仕掛けの差ですね
最近になく
とても悔しい
私も心に決めました
次回は 真似した仕掛けで 爆釣してやる。。。
なんとなく 水草カレイと マガレイとの習性の差がわかったような

もう一度 漁礁に戻りましたが
当たりすらない状態
ここで 船長判断 
浅場で本カサゴを狙いましょう
これが正解

良型本カサゴの高橋さん



大きいウッカリカサゴにご満悦 成田さん
ウッカリカサゴと 本カサゴが混在している
場所があるので
浅場でもこんなウッカリカサゴが釣れるのです

クーラーは写してませんが

皆さん 結構釣ってましたよ

メバルがジグにも結構釣れるので

楽しめました


本カサゴ ウッカリカサゴ釣るなら鰺ヶ沢沖ですね

今年は当たり年です

ウッカリカサゴは運次第ですが

本カサゴは運では釣れません

腕の差がはっきり出ます

個人的には 本カサゴは大好きですね

食べても 刺身 揚げ物 煮物 焼き物

身持ちが良いので熟成も1週間以上も可能

保存がきく魚ですので 冷凍 冷蔵 OK

寄生虫は皆無  今まで見たことはありません

安心で食べれる 白身魚

とにかく 出汁が美味しい魚ですので

鍋のアラを入れれば

美味い出汁が取れますよ

個人的には カサゴの一匹揚げが好きですね

万能な魚です

見た目は 毒がありそうですが

棘には毒はありませんが

刺さると痛いので

釣れたら 口には歯がないので 親指を口に突っ込んで

生き締めをするのが通法です

次は イルカがいないのを祈ります