2023年7月27日木曜日

7/27  遊漁船

本日の乗船は
弘前市から 相福さん 斎藤さん 田沢さん
大鰐町から 佐藤さん
平川市から 栗林さん

朝4時出航です
朝の時点で 南風2mくらい
早い時間から 風が強くなりそうです
今日は ジグヒラメがメイン
いつもの漁礁に向かいます


朝一番で佐藤さんに真鯛がヒット 



相福さんも 負けてないですよ


田澤さんに小さいキジハタ


高水温の今の時期珍しくなった
大マゾイ


ウッカリカサゴの巣を見つけて
次々ヒット!


私に 人生初めての 珍魚
チカメキントキ
食べましたが美味しいですよ
塩焼きにしましたが
シマダイに似ている味です


真鯛は入れ食いに近い状態で
狙えばいくらでも釣れる感じ


最近は大ウッカリカサゴが人気があります
食べても美味しい魚ですからね



暑いのと風が強くなってきたので

早いですが10時終了しました

写真にはありませんが

このほかにも沢山釣れました


2023年7月23日日曜日

2023 7/23 遊漁船

今日の乗船は
弘前市から 漆沢さん 田中さん 羽賀さん
つがる市から岡元さん
板柳町から工藤さん
鶴田町から 尾崎さん
6人で 4時出航しました

沖は 北の風1m 波0.5m


皆さん 根魚狙いでしたので
漁礁で 今の時期 最高の夏アイナメ狙い

ジグで良型アイナメ
工藤さん

漆沢さんも 負けていません


尾崎さんは 大真鯛
この後 今度は イナワラヒット
取り込んだ後 皆さんが騒いでいます
どうしましたか。。。?
やってしまいました「ハァ?」
なんと イナワラの口から指で針を外そうとしたら
親指に針が貫通
15号くらいのジグの針が
まともに貫通しています
皆さん。。どうしましょう

私が 一応 やってみますが
上手くいかないときは 病院に電話して
寄港します

まずは 針の返しがあるので
普通には抜けません
ニッパで 針を切りますが
太い針で硬い
なかなか切れません
力を入れて。。パチン 切れました
何とか 抜けましたよ
ここで 私の必殺技炸裂

アルコールの手拭きが船には積んでいますので
指の消毒
この時点でばい菌が入ると
指が痛んだり 腫れたり この後 熱が出ます
陸の場合は 土などに破傷風の菌などがいますので
とても危険ですが
海水の場合 それほどは菌は少ないので
消毒 傷口の封鎖
これが大事
傷口に瞬間接着剤を塗り
テッシュを貼り付け これを3回
これで血が止まり ばい菌の侵入が防げます
本人に 痛みを聞いても 無いというので
釣りは続行
異変がでたら すぐに寄港します
本人も納得


田中さんも狙いの夏アイナメ


本日の 大アイナメ
どうだ!!
漆沢さん ドヤガオ


写真には写してはいませんが

結構な数は釣りましたよ

12時終了

2023年7月22日土曜日

7/22 遊漁船

本日の乗船は
大館市から三沢さん
大仙市から小田島さん
鰺ヶ沢町から菊谷さん親子
弘前市から 渥美さんと渡邊さん

朝4時前に出航
沖は 南東の風1m 波0.5m
凪ですね

いつもの漁礁に向かいます
朝一番から真鯛が入れ掛かり
あまりサイズの小さいものは写しませんが
それなりの大きさは記念に写しています 


渥美さんも 真鯛は飽きたと言いつつも
釣れるものは仕方がない。。


三沢さんも 根魚を釣りに来たんだけど。。
釣れちゃうんですよ。。


渡邊さんも なぜか嬉しそう


今年のベテラン釣り師たちが目の色を変えているのが
大ヒラメのジグ釣り
まずは 渥美さんが70cm



同じポイントを流すと
またもや 80cmの大ヒラメ
やはりジグの大きさと色がカギを握るようです





美味しい アイナメ これが釣りたかったんですよ

今の時期 貴重な 大マゾイに小田島さん


渡邊さんも 美味しいサイズゲット


深場に アマダイ狙いで大チダイ


今度は 大真鯛 
今日の三沢さんと 
渥美さんは おかしい


ダメ押しで ブリ マグロと思いましたが
何とか 取り込んで一安心


まずまずの 大漁で 暑い中お疲れさまでした

12時寄港しました

2023年7月16日日曜日

7/16 被災された皆さん お見舞い申し上げます

昨日の大雨 昨年の悪夢が思い出されます

経験した方にしかわからない恐怖

映像で見ても新聞で見ても

なぜか他人事で見てしまい

大体の人は 「大変だな」心でつぶやきます

昔から怖いものの順序ですが

「地震 雷 火事 親父」

現在はこれが

「地震 台風 大雨 火事」

こんな感じですかね

親父はもう 怖い存在ではない時代

平和なんですね 

親父が怖いというのは 一家の舵取り役

船の船長と同じ

みんなの命を預かっている存在

私の船に乗るということは

皆さんは私に命を預けるということになります

私の判断 行動で 死ぬこともあるのです

船に乗れば 皆さん平等 偉い人でも

私の言葉に従ってもらう必要があります

夜明けから お昼まで 8時間

私が常に考えていることは

安全が一番

次に楽しんでもらえているか

最後に 釣果です

釣り人のほとんどは 魚を取り込んだ時

魚から針を外しますよね

針を指でつかんで外そうとします

とても危険です

暴れる魚は急に動きます

青物 真鯛 などは 絶対に針を指でもっては

いけません

いままで船で 

指に針を刺した人 一人

先日 針で指を切って血が噴き出した人 1人

指に針を刺すと返しがあるので

引っ張っても抜けません

体は異物が入ると 筋肉が 異物を締め付けます

返しのない針でも 抜けにくくなります

まして 返しがある場合 引き抜くことは厳しい

大体は 港に引き返して 病院で 切開して取ってもらうことになります

そうなれば その日の釣りは終了

自分の不注意が 皆さんの楽しみを奪うことになります

常に 船の上は 予測予防が基本です

もし。。真鯛の口から針を指ではずしていて

真鯛が急に暴れたら 

これは予測できますよね

指で外すリスクと 

プライヤーで外すリスク

考えればわかることです

自分の思い上がりが皆さんに迷惑が掛かります

それでも 

必ず不慮の事故は起こります

前回の針が刺さった症例は

深くなかったので返しの部分が少し指に入っていましたが

ニッパで返しをつぶして

一気に針を引っ張って抜きました

簡単にはぬけませんでしたが

ブチッ 音が鳴り

何とか抜けました

この後の処理がとても大事

針などに雑菌がありますので

傷から雑菌が入ると いろいろな症状が出ます

これを防ぐには 傷口の吸出し

そのあと 船にはアルコールの手拭きが常備しているので

傷口をきれいに拭きます

アルコールは 雑菌を増殖させない効果があります

この処理が上手くいくと

痛みもそれほど出ませんが

雑菌が入ると 痛みが出て 患部が腫れて そのあと熱が出ます

傷口に雑菌を入れない処理が初期動作で決まります

ここからは 自己責任でお願いします

昔から 仕事柄 指を切ることが多く

手洗いの回数も多く

指に傷口があるととても危ない

絆創膏は役に立ちません

それで考えたのは 瞬間接着剤

患部を綺麗にした状態で

傷口に瞬間接着剤をつけます

そして テッシュを貼ります

剥ぐと接着剤の部分だけが残ります

これで血が止まります

この動作を2~3回繰り返すと

カサブタのようになります

これで終了

傷がふさがると自然に励ますので

そのままでOKです

おすすめはしませんが 40年以上自分の体で

試しましたので 大丈夫と思いますが

緊急時だけ自己責任でお願いします

そんなことで

明日は遊漁船中止になりました

洪水 増水のあとは

波が無くても風が無くても 中止にしたほうがいいのです

なぜか

わかった人は通ですよ

川が増水すると 河原にあった木やごみなど

海に流れてきます

それが海流に乗り海を漂います

海が濁っていると尚更気が付かない

大きな木材やごみが船にぶつかると

プロペラが曲がる シャフトが曲がる 舵が曲がる折れる

給水穴にごみが詰まる

オーバーヒートする

こんなことが起こる可能性が予測できます

船は 護岸を離れれば

常に 予測予防がとても大事と考えます

遊漁船 や マイボートを 考えている人たち

船を持てば いっぱい釣れるし

いつでも海に出れる

この裏側もあることを常に考えて 船の購入を考えてくださいね

ちょっと 船長の独り言でした







 

 

 

 

 

2023年7月13日木曜日

7/13 今年のアイナメはキジハタを超えた!

 今年の根魚は旨いと皆さんにお知らせしていましたが

驚愕の結果が出ました

6/25 今季初の 35cmキジハタを釣りました

この魚は熟成させないと美味しくありません

下のように頭を取り 内臓を取り 尻尾を取り

真空パックでチルドに保存

7/11 17日寝かせてから 食べました

確かに美味しいですが

それほど感動しない?

時期的なものもあるのでしょうが

妻 いわく アイナメのほうが断然おいしい

素人さんは 魚の価値を考えません

自分の味覚で美味しいものは

高級魚だろうが 大衆魚だろうが

美味しいものは美味しいと言います

釣り師は珍しい魚や

釣りにくい魚を = 美味しいはずだ

言い聞かせます

薬の偽薬検査に似ています

「イワシの頭も信心から」

人の心は信じてしまえば

イワシの頭も神様になるということ

しかし 素人さんは先入観がありませんから

旨いものは旨いのですよ

先日 の遊漁で 大アイナメ4匹ほど釣りました

皆さん大漁でしたの プレゼントしませんでした

写真のように真空処理して

日を置いて 一日1匹

刺身三昧 2人一匹食べてしまいます

40cm前後のアイナメですから

弘前のスーパーで3000円くらいで売っています

それも 釣りではないでしょうから

鰺ヶ沢沖の釣りアイナメ まして水温が20度超えて

釣れたアイナメは 一体いくらの価値があるのか

弘前の殿様の好物が

アイナメと文献にあります

当時の津軽藩の魚は

街道が整っていた

鰺ヶ沢の魚がメインのはず

冷蔵の方法が難しかった時代

弘前から一番海が近いのが鰺ヶ沢

鮮度の面でも

間違いなく鰺ヶ沢の アイナメでしょう

アイナメの真空パック保存は

2週間くらいは普通に美味しいですよ

もしかしたら1か月でも刺身で食べれるかもしれません

イナダも同じように保存していますが

2週間でも硬さもしっかりしていて

美味しかったです

春先は結構 アイナメはどこでも釣れます

それなりに美味しいですが

身に脂が入っていない

水温が(18度以下)から高くなると

アイナメの食性が変わるのかもしれません

釣っていてもジグに反応しだすようになります

雑食性の魚ですが

水温が高くなると ベイトフィシャーに変わるのでは

水温が高くなると大きいアイナメを釣り上げるのは

難しいですが

今年は 結構釣れています

マゾイも釣れていますが

味はアイナメが断トツです

アイナメの熟成刺身を

厚切りで食べる

太平洋側で釣りをしているお客さん

アイナメが釣れてもいらないと言います

向こうはいくらでも釣れるのだそうです

弘前で 3000円だよ。。

嘘だ アイナメを3000円で買う人なんて

こちらではいないよ


考えましたよ

太平洋側は一年中水温が低く

アイナメにそれほど脂がのらないのでは。。

私の仮説では

アイナメは水温20度で

食性も 活性も 変わるのでは

夏場のアイナメは この地域では

めったに釣れませんから

食べたことがある人も少ないし

真空パックで 何日も熟成させることなど

したことはないでしょう

7/9に大真鯛何匹も私が釣りました

しかし 真鯛は全部プレゼント

私が持ち帰ったのは

写真のアイナメ40cm1匹だけ

美味しいから持ち帰るのです

釣り人の特権

生きているうちに 最高の処理をすることができるのです

処理をすることで

高級魚のキジハタを超える

アイナメ出来上がるのです

魚は一年中同じではありません

美味しくて難しい時期のアイナメ

狙ってみるのも楽しいですよ

白身の中トロと思っても間違いではありません

水温20度超えの レアアイナメ




2023年7月11日火曜日

7/10 遊漁船

 

今日の乗船は

藤崎町から中村さん

深浦町から藤嶋さん

朝から南西の風が吹いています

天気予報では 風はありますが

波は無いと書いてある

しかし。。嫌な予感

藤嶋さんたちには

一応 出航のOKはしましたが

多分10時前には早上がりになると思いますので

9時半には終了でも良いですか?

こちらの天気の予測が甘かったので

料金割引しますので

何とか。。。お願いします

了解を得て

昨日の大真鯛が釣れたポイントから

やることにしました

朝4時出航

沖に出ると 南西の風が強く 波も高くなっている

天気予報が当たりませんでしたね

朝一番は 南西の風3mほど

波は1.5m

この後は 9時過ぎの時点で

西の風4m

波は1.5m

ポイントに到着しますが

一向に当たりません

藤嶋さんがカナガシラを釣っただけ

多分潮周りが合わなかったのでしょう

だんだん風も強くなりだしましたので

浅場に移動



真鯛を狙っていた 中村さんに大真鯛


藤嶋さんは 真鯛は要らない様子で
一生懸命 カサゴを狙っています
下のクーラーは中村さん
私の釣ったカサゴとイナダが入っています


下のクーラーは藤島さん


条件が悪い中で 釣果があっただけよかったです

結局 風が強くなり10時前に終了しました