2025年4月28日月曜日

2025 4/28 遊漁船 強風ヤマセが恐ろしい

本日のメンバーは青森市から三上さん
弘前市から相福さん
大鰐町から佐藤さん
鰺ヶ沢町から菊谷さん
五所川原市から杉山さん
ヤマセ(北東の風)が強い予報ですが
陸側の浅場に行けば風裏になるので
何とかなるでしょう

朝4:15出航
沖に出ると 昨日までの波が残っており
多少 うねりがありますが釣りには差し支えないでしょう
まずは いつもの漁礁でノッコミ大真鯛を狙いましょう

ポイントに到着
東風があり潮も早い
もっと恐ろしいのは海が沖まで濁っている
雪解け水が中村川から大量に出ており
川の護岸工事もしており
法面が露出(護岸の斜面のこと)
赤土が川に流れている
魚は泥濁りになると
エラに土が付着することを嫌います
酸素が取り込めなくなるので
動きを止めて
できるだけエラを使わないように呼吸します

そのため魚の活性が極端に悪くなります
釣り始めますが とにかく食いが悪い
たまにウッカリカサゴの小さいやつとか
マゾイの小さいのが釣れるだけ
広範囲に流してみますが釣れる気配がない
潮も早いし風も強くなってきたので
浅場に行きましょう

困ったときの本カサゴ
今の時期産卵期に入っており
カサゴは妊婦さんでボッテリお腹
動きが非常に悪いので
腕が試されます
多分 遊漁船で水深15mくらいまでの浅場で
釣らせる船はシロギス釣り以外には
ないでしょうね
逆に言えば 浅場の岩礁地帯で
釣りをするのは私の船だけかもしれません

8時頃から風もだんだん強くなり
深場でも釣りはできませんね
カサゴが生息している限界までの浅場の岩礁地帯に
走らせます
そして釣り開始!


 
時期的に 浅場は今の時期 大物が入っているのです
これから6月いっぱいまでヒラメを始め かなりの魚種が
岩礁に集まります

メーター級のヒラメを狙うのなら やはり春先の岩礁地帯ですね
深い場所での釣るのと違い
とにかく 走る 真鯛も横にビュンビュン 浮袋が膨らまないので
弱りません
やり取りの面白さを楽しむのなら
深場より 浅場の大物は面白い

遊漁船で釣れないと年配の人たちは 深場に行きたがります
そのため私が浅場に行こうと言うと嫌がります
なぜか 浅場の釣りは難しいからです
15mの深さで タイラバをやりましょう
20回巻けば水面まで仕掛けが来ます
ジグをやりましょう
すぐに水面まで来てしまいます

それは 私の船のお客さんはどのような釣りをしているのでしょうか
皆さん ベイトリールとスピニングリールのタックルを持ってきてます
浅場はキャストして釣るのです
そうなれば アンダーキャストができないと危ないです
仕掛けを水面近くにぶら下げて ロッドを上にはね上げます
慣れてこれば50mくらいは飛びますね
私はベイトリールでもできますので
大丈夫ですが
これができない人が多いのです
お判りでしょう
浅場の釣りは 深場の釣りとは違うのです
魚から船の影が見えるようなポイントで
エンジンをかけての釣りは無理ですね
船長も浅場の釣りをしてもらうため
低いW数の魚探で魚に電波が影響しないような魚探を使っています
エンジンを止めて シーアンカーで流します
私の船の場合 大きなシーアンカーは使ってません
頻繁に上げ下げするのと
大きくすると大変なので船長はポイントを外しても
流し続けます

そうなれば根魚を狙うには無理があるので
必然的に 真鯛や青物の広範囲に狙える砂地のポイントを釣らせることになります
しかし
私のような根魚専門の遊漁船で
超浅場を釣るとなれば
エンジンをかけて船を立てる釣りはできません
エンジンを切って片流しをすればいいのでは?
そうなれば逆側の人たちは釣りになりません
片方に6人並んで釣ることは無理があります
皆さん勘違いしているのは
本カサゴなどは岩盤のようなへらべったいポイントにはいません
起伏の激しい岩礁地帯に生息してます
こんな場所で片流しをすると 根掛かり連発
仕掛けが何個あっても足りません
頻繁に仕掛けをアクションさせて 棚取り
キャストの釣りが出来なければ
浅場の岩礁地帯の釣りは成り立ちません
こんなことで
船のエンジンを止める
小さいシーアンカーで
頻繁に上げ下げしてポイント狙い撃ち
魚探の出力を小さいものにする
これが根魚 五目釣り専門船
第二威風丸の釣りですね
釣り人もこの釣りに対応できているから乗船するわけで
これらが出来ない人たちは
うちの船には乗らないほうが良いと思います
しかし
現在 ロックフィッシュの釣りが流行ってきており
難しいのと 魚種が多い
近場で釣りができるので
比較的 出航可能性が高い
バス釣り経験者などは
タックルの併用ができるので
新たにお金がかからない
やはり バス釣り経験者は
上手いですヨ


今季初真鯛で嬉しそうな三上さん




毎回 大ウッカリカサゴを釣る 相福さん 40cmありました
先日乗った 秋田の人の話で
秋田のスーパーでウッカリカサゴ30cmが2000円で売っていたとの話
本カサゴはウッカリより高いですから
計算すればわかるでしょう


これは2000円ですかね?
30cm行かないので1500円でどうでしょう



マゾイも良型で嬉しそうな 佐藤さん

今初のワラサですね 相福さん


本日のビックワン
4.5kg 87cmのスズキ
三上さん 運を使い果たしました



浅場に入ってから いろいろ釣れまして
菊谷さんは ヒラメ メバル カサゴなど 杉山さんもカサゴなど
写真は撮ってませんが 本カサゴは良型揃いで26~30cmくらいの物が結構釣れました

11:30終了 12時寄港しました




2025年4月12日土曜日

2025 4/12 遊漁船 良い感じになってきました

本日の乗船は

弘前市から 相福さん 福島さん

大鰐町から 佐藤さん

五所川原市から 杉山さん

風も東風 波も0.5mほどで 釣り日和ですね

朝 4:30分 出航しました 



今日は潮回りも悪くなく 水温も10度ほど
12度が本番の合図ですが
難しいこの時期に練習しておくと
本番では ほかの人たちに勝ち誇れるでしょう




朝一番で佐藤さん 今季初の真鯛ですよ
入ってきましたね


相福さんも 最近珍しい高級魚 大マゾイですよ
佐藤さん 二匹目の 真鯛


なんと 45cmのホッケ めっきり釣れなくなって 高級魚


福島さんはジグでしつこく狙い 良型のメバル


先日 秋田から来た釣り人の話で
スーパーで ウッカリカサゴが30cmで2000円で売っていたそうです
この話を聞いた皆さん
俄然 カサゴは高級魚だ!
相福さんも 大きいウッカリカサゴ
これは3000円ですね


佐藤さん絶好調
良型マゾイ


写真にはありませんが
ウッカリカサゴ マゾイ ホウボウ 本カサゴも良型が結構釣れました 
サメも釣れて こんな浅場にまで来ているんだ
今年は サメが多いですね
鰺ヶ沢沖は 深い場所に行かないと
サメは 釣れることは滅多になく
本カサゴの外道で1mのホシザメ
びっくりです
11時半終了
12時寄港しました
本番を迎えた鰺ヶ沢沖です
次回は 春の大真鯛祭りになりそうです
とにかく 浅場に乗っこむ真鯛は
大きいですよ70cmから80cmがメインになります
今の時期の真鯛は 産卵前なので
美味しいですよ
産卵後の真鯛は水っぽくてまずいです
久しぶりに大真鯛で遊びましょうかね

2025年4月6日日曜日

2025 4/6 遊漁船 激渋大変でした

今季初の遊漁船になりますね

大雪に悩まされ

遊漁船の規制が厳しくなり 対応に振り回されました

ブログをご覧いただいている方々は分かっていると思いますが

高齢の遊漁船の船長さんは厳しい規制かもしれません

まずは パソコンが使えないと何もできない

利用規約を見た人は分かると思いますが

業務規定をブログなどのネットで公開するか

乗船時に毎回 必要事項の書かれた印刷物を配布か

口頭でお知らせしなければなりません

ブログなどやっている人は PCに詳しいので

プリンターなどで印刷すればよいでしょうが

これらが出来ない人たちは大変かと思います

私はブログをやっているので 業務規定を

ブログに公開することにしました

乗船する人たちは 法律ですので 読んでください

その他には船長は 毎回乗船時に アルコール検査器でチェック

業務規定書に 記載 

免許状が来ましたのでAIS位置情報の機械を始めて使いました

かなり広範囲にAISを付けている船が映し出されます

あまりにも広範囲になるとわかりにくいの

自船から6km以内の船が映るようにしました

偶然七里長浜港に貨物船が入港していて

私の船が貨物船方向に走っていると

警告音が響きました

凄いですね

回転灯も付けたので 試運転 朝方暗いうちと思っていたのですが

船に向かって走る船の多いので

回転灯をつけると やはり認識しましたね

さすがに回転灯をつけている船の近くは走りたくないですからね

効果ありですね

AISを付けている船なら 船に向かって走ると

警告音が響きますので

認識しやすいかと思います

だんだん法律が厳しくなり 旅客船は事故以後とにかく厳しくなりました

これに対応できない遊漁船は廃業しかないみたいです

違反して遊漁船をやると高額の罰金だそうです

そんな遊漁船に乗船すると お客さんも大変ですね

無免許の(法律を遵守していない船)

お客さんも認識する必要がありますね

まずはブログなどHPに業務規定を載せてあるか

乗ったときに パンフなどで配布しているか

毎回 業務規定を お客さんに口頭で船長がお知らせしているか

その中には 救命ハシゴの場所の告知もあります

私は 昨日お客さんたちに 船の右側中央に設置指定ことをお知らせ

とにかく 遊漁船の法律が厳しくなりました

それから サクラマーク付きの救命胴衣でなければ

船に乗船できません

中国製の物や 釣具屋で売っている ベストタイプも

船には乗船できません

桜マーク付きの膨張式は一番安いものでも

1万円以上は絶対します

オレンジ色や黄色の発砲タイプでも5000円前後はしますので

船にサクラマーク付きの救命胴衣がありますので

無い人はこちらをご利用ください

もし保安庁に指摘されて罰金となれば

遊漁船を休業して保安庁に出向かないといけません

罰金もはっきりしませんが依然聞いた話では 2~30万とのことです

これは お客さんに払っていただきますので

必ず 自分の持ち込み救命胴衣が桜マーク付きでないと思ったら

船の救命胴衣を使ってください

とにかく規制が厳しくなるようですので

以前の考え方はおやめください

こちらでもいるいろな種類の救命胴衣があり

すべて 確認はできません

膨張式などは折りたたんで内側に印刷してありますので

自己申告となります

そんなことなので

営業停止になれば 大変ですので 自分の考えで大丈夫と考えないように

お願いします

今一度 持ち込み救命胴衣の人は

発砲タイプは内側に印刷されています



膨張タイプは 折りたたんである内側の黄色い面に

印刷されています



中国製などは 


 

見てもらえればわかりますので
もう一度ご確認ください

このブログを見ていないで仲間で来る人達も多いと思います
必ず仲間の人たちにお知らせしてください
あくまで自己申告ですこちらでは確認できません
よろしくお願いします


昨日の釣りの話です

メンバーは 弘前市から相福さん 斎藤さん 猪俣さん 三上さん
大館市から 三沢さん 大仙市から小田島さん
6人です

朝 4:45出航
東風が強いですが 波は1mほどで釣り日和

まずは 漁礁に行きます

潮が 風向きと同調して早くて釣りにならない
 ここで頑張っても無理と考えて
マイポイントに移動
此処も釣りにくいですが
何とかなりそう

しかし
食わない さすが干潮周り
朝一番で大きい干潮になると 今の時期は魚が餌を取りません
水温も9.8度 ちょっと低い

朝一番は満潮周りがベストです



そのうち 前のほうで騒いでいます
小田島さん メバルを釣るんだとサビキを準備して
今日一番のメバルです


猪俣さん 大きい水草カレイ
あまり嬉しそうではなったです
この美味しい魚の味を知らないなんて。。。


そんな中 相福さんやりましたよ
これは本カサゴです
私の最高は34cmですが
これもかなり大きいです
秋田のスーパーで 30cmのウッカリカサゴが2000円で
売っていたそうで 三沢さんが騒いでいましたよ
これは本カサゴですので ウッカリより高いので3000円ですね





相福さん今度はウッカリカサゴですね
これも40cmに近い これも3000円ですね
滅多に2匹並ぶことはありませんので
比べてください
ウッカリは水玉模様
本カサゴは葉っぱのような白い模様

どちらが旨いのか
間違いなく 本カサゴですね
浅い岩礁地帯にいて 甲殻類をメインに食べているので 美味いはず
ウッカリカサゴは イワシなども食べるベイトフィッーシャー
マゾイとクロソイの違いのようです
マゾイが本カサゴ
クロソイがウッカリカサゴ


やっと三沢さんに今季初の本カサゴ
冗談なしで
このサイズ2匹で終わりました
食わないときは何をしても食いません
魚釣りとはそんなものです


その他には ホッケ ホウボウ マゾイなども釣れましたが
まだ本番では無いですね
潮回りの良いときに狙うと釣れそうです
満潮周りはやはりメバルの数釣りですかね
メバルは美味い 絶品

11:30終了
12:00寄港しました