2025年7月18日金曜日

2025 7/17 異常な暑さで川も。。ぬるま湯

 あまりの暑さで部屋にいても暑すぎる

エアコンもそれほど効果なし

午前中 海に行っても風も無く

船の中にいても 汗ダラダラ

このままだと死んでしまうので

11時過ぎ赤石川に向かいます

川には平日なのと 暑さで1kmほどに1人釣り人がいる状態

囮鮎が無いのでルアーで取りますよ

30分ほどで小さい鮎が掛かり

それをつけて釣りますが

良い場所なのに まったく釣れない

小さいのが1匹釣れただけ

此処には大きいのは居ないと判断

12時移動

解禁日から何とか取れている場所に移動

いつもの年だと必ず人がいる場所ですが

解禁日から毎回来ても誰もいません

7/11にもこの場所で釣りましたよ

短時間でしたが

食べる分は釣れてサイズも17cm前後食べごろサイズ

夜 すべて焼いて食べました

養殖の囮鮎が1匹600円で売ってます

天然鮎はこれ以上の値段と考えれば

赤石川の金鮎の価値はいくらになるかわかりませんね

赤石川の天然鮎は網漁が禁止されているので

釣りで取るしか方法が無く

店でも売っていないので

天然鮎を食べるには釣るしかないのです

しかし 素人には釣れる魚でもなく

鮎釣りだけは職人技

お金を出しても手に入らない魚なのです

鰺ヶ沢の人たちでも死ぬまで赤石川の鮎を食べたことのない人いるでしょうね


今日も車無し

大体ポイントはつかめているので

川に入り釣り開始

前回は釣れていないポイントから釣り始めると

なんと 大きいサイズが入れ掛かり

これは頂ポイント

釣りまくります

サイズも18cm前後有り

久しぶりに鮎釣り感覚

なぜか 2回も高切れ

4匹損をしてしまいました

仕掛けの点検をしてなかった私のミスです

鮎釣りは水中に入る糸が普通の釣りでは考えられない

細糸を使います

ふつうは0.08号から0.1号のラインを使います

種類もいろいろあり

金属でできているライン

金属とPEの複合ライン

PEライン

フロロカーボンライン

値段もまちまちですが

一番高いのが 金属ライン


鮎釣りいかに鮎を泳がせることができるかにかかってます

そのため 流れの中をスイスイ泳ぐ水中に入る部分の糸が重要です

細ければ抵抗が減るので泳ぎは良くなりますが

切れます

細く水の抵抗を受けない強度があるラインとなると

こんな糸になるのです

船釣りの感覚では

深い水深の場所でのラインは潮の流れの抵抗が減る

できるだけ細い糸を使いたい

しかし細くなると弱くなる

求められる糸は PEラインで 8本撚り

メーカー品の評価が高いラインとなります

鮎釣りも同じ

竿も一日中持つわけですから

一般的には 9mで250g前後

鮎を掛けて2匹引き抜くわけですから

柔らかい竿は向きません

現実的に下のような竿は買えませんが

高い竿はこんなものです




そうなれば 鮎竿も10万円以上の物になりますね

私の使っている竿と同じやつですね

発売当時20万円くらい

中古で買ったので安かったです


鮎釣りは誰かに教わらないと

難しいかもしれません

私も何人か教えた人がいます

鮎釣りも流派のようなものがあり

私の場合 師匠は居ませんので

佐々木流の鮎釣りとなるかもしれません

鮎釣りは 大体7月1日解禁から2か月の釣りです

私も45年鮎釣りをやってますが

いまだに満足しませんね

一番大事なのは どこで釣れるのかの見極め

上手い人がやった場所では ほとんど釣れない

すぐに大きい鮎が次々釣れる場所を見極める目が一番大事です



2025年7月12日土曜日

2025 7/12 遊漁船 殿様の魚 爆釣



本日の乗船は
青森市から 鎌田さん 小宮山さん 三上さん
弘前市から 福島さん
五所川原市から 杉山さん
つがる市から 對馬さん
6人乗船です

前日まで強烈ヤマセ鰺ヶ沢沖が風裏でも
さすがに釣りになりません
天気予報を見るとヤマセは強いですが
ギリギリ釣りになりそう
漁礁が釣りにならなくても 岸近くのポイントに移動すれば
何とかなるでしょう

そんなことで 出航となりました
朝4時出航
風は昨日よりはかなり弱まっています

朝一番は 漁礁に向かわず
浅場のポイントに向かいます
釣りには差し支えなさそう
釣り開始
しかし いまいち釣れません

たまに 本カサゴ マゾイ
小鯛
風は吹いていますが
潮の流れと風向きがお互いに相殺しているはず
こんな時は 風が吹いていても
船はそんなに流されず釣りになる
船長判断はどう転ぶのか
移動します!



漁礁に到着 風は結構強いです
漁礁の釣りは
やってみないと どちらに流れるかわかりません
私の釣り方は シーアンカーを使い
漁礁の上を何か所も通過するように
流す位置を決める釣りです
そのため 風向きだけでシーアンカーを入れても
潮が違う方向に流れていると
漁礁の上を通過しません
そのため 流れ方を見極めるため
何回も入れなおしますよ
広範囲のピンポイントの釣りなのです
専門に根魚を狙うとなると
船を立てて釣る方法も有効ですが
その日によって どこが釣れるかわかりません
それよりは シーアンカーで流して 
その日の当たり場所を見つける方法が有効なのです
釣れる場所を見つけたら
ポイントを打ち込み
その上を通過するようにシーアンカーを投入
この操作が 皆さんに大漁してもらう私の釣り方
簡単なようで難しい
漁礁といっても 鰺ヶ沢沖は
広範囲に点在しています
GPSには 画面がポイントのマークが何百も打ち込んでします
これが年数をやらないとこのマークは打ち込めません
私の財産なのです
頭の中には打ち込んいるマークがすべて入っています
今の時期 個々のマークで釣れたな。。
ここがダメなときは あそこで釣れたな
季節で釣れる場所が全く違います
漁礁に来たから釣れる そんな簡単なものではありません
その前に 漁礁の場所すら初めての人にはわからないと思います
長年 この場所でやってきて
漁礁を見つけたら ポイントのマーク 釣れたらポイントのマーク
これを何十年もやってきて
このエリアの釣りを可能としています
そのため ほかの釣り船はめったにいることはありません
浅場の本カサゴのエリアと この漁礁エリアは
私のプライベートエリアが広大な広がっているのです
その日の条件で 本カサゴエリアに行ったり
漁礁回りのエリアに行ったり
これからの季節の少し深場のアマダイエリアに行ったり
その日の一番の良い場所を選んで 釣り場を決めますね

今日の釣りは 今の時期最高の魚
沖に移動する前に一か所に大群で集まる
大型アイナメ釣りです
身には深場に落ちる前に荒食いをします
全身に脂がのっていて
白身の中トロのような刺身になります
群れにあたると 全員の竿が曲がり
船上パニックとなります

今日のポイントが確定
アイナメが弘前の殿様の好物と文献あるようです
距離的にも弘前と鰺ヶ沢の街道が一番近いので
鰺ヶ沢沖アイナメに間違いないでしょう

まずは三上さんがアイナメ入れ食い




福島さんも前回 坊主に近い貧過
今日は釣りまくります
あまりアイナメ釣りすぎて
ほかの釣り人にプレゼントしていますよ


今度は 大きいウッカリカサゴ
三上さん釣りすぎでしょう
對馬さんは狙いのワラサ
普段はあまり好まれない魚ですが
好きな人にはたまらない魚です


小宮山さんも良型キジハタ



三上さん今度はキジハタですか~~



アイナメは平均サイズ40cm~50cm弱が
全体で50匹近く釣れたでしょう
そのほかには 大マゾイ ウッカリカサゴ
帰りの1時間で浅場の本カサゴ
真鯛は手のひらが数匹
誰も真鯛は狙っていないので
よかったですね
次回からは 深場のアマダイ狙いになりそうです
深場ではアマダイのほか 巨大アジ これを狙う大真鯛 サワラ 太刀魚 ブリ
ケンサキイカなど釣れますね
今季初のアマダイが早く釣りたいですね

風も何とか強風にならず
11:30終了
12時寄港しました


2025年7月8日火曜日

2025 7/8 遊漁船 潮が速すぎる 釣りにならず

本日は 急遽 予約が入り

いつものおなじみの大舘と北秋田市の三沢さんと佐藤さん

2人乗船です

朝4時出航

漁礁で釣り開始

しかし潮が早すぎて釣りにならず

アマダイポイントにも行きましたが

全く音沙汰なし

まだ早いのか





漁礁に戻り
何とか 三沢さん良型マゾイ


佐藤さん 釣れないときのオバルジグ
やはりオバルは釣れますねとさ。。


昨年 どこをやっても釣れなかったときに
釣れたポイントに向かいます
やはりいましたが数が取れず
真鯛も小ぶり




佐藤さんも良型マゾイ
何とかお土産が釣れましたとさ



不完全な釣りになりました
12時寄港しました

2025年7月6日日曜日

2025 7/6 遊漁船 またまた!!根魚天国

本日は貸し切りですね

メンバーは 平川市から相馬さん2人 兎内さん 奈良さん 花田さん 

五人乗船です

今日の予報は10時ころまで凪

そのあと 風が強くなる予報です 

朝4時出航 アマダイも考えましたが

根魚が好きなメンバーですので

迷わず 漁礁へ行きますよ

ポイントに到着 潮の流れは速いですが それほど

仕掛けは流されません

こんな時は広範囲に探れるので 魚種が増えることが多い

皆さん 釣り開始ですよ~

すぐに 入れ掛かり突入

皆さんのロッドが海に突き刺さります

大型アイナメの巣に突入




本日唯一の真鯛
個人的に そこまでして真鯛に執着する必要はないと思いますが。。


今日も伝説を作りましたよ
皆さん~~ヒラメですよ



今日は大物ばかり釣れますね
巨大ウッカリカサゴ


ドウダ!これがキジハタ様だ



マゾイも終盤ですが 結構釣れますね

あまり大きいものが来なくて これでハイポーズ


朝に続いて大型アイナメ ドウダ!


このマゾイは大物


良型キジハタも増えてきました



船が移動すると 今度は大型ウッカリカサゴ

こちらも 大型アイナメ 


朝一番で なんと50cmアイナメ

ちょっと小さいけれど
キジハタは嬉しい魚です


途中で雨も降りましたが 
雨具を着るほどではなく
雲が多い分 極端な暑さにはならず
釣りができました

このほかにもワラサ ホウボウ チダイ クロソイ シマフグ
ショウサイフグ ベラも釣れて
八目達成の人もいましたよ
ほとんど入れ食いの状態
サイズも大きく 大アイナメの全員ヒットは圧巻
各自 自分で網入れをしていました

10時すぐ沖で白波が見えて浅場に移動
太陽が出始めて 暑くなり 11時終了
寄港しました





2025年7月1日火曜日

2025  7/1 赤石川鮎釣り 厳しい解禁日になりました

今年の解禁日は2年続けても悪条件を乗り越えて

最高の川の条件でした

しかし 落とし穴が。。。

前日川見をしました

苔の状態は良い 食み後もある

鮎はいっぱいいますよ

下流から上流まで一通りみて

明日はどこに入るか 何か所か決めます

解禁びはまず 場所 朝の4時から川には釣り人が入りますから

良い場所を取られると

その日の釣果はないと思わなければなりません

赤石川は激戦な釣り場で

個人的には今年は100匹出来るかな そんなことも

考えていましたが

橋の上から鮎を見るのですが

昨年の下見では大きい鮎がたくさん見えていたんです

そして 解禁日前日の大雨で 大増水

鮎たちが流されてしまいました

今年は雨も降らなさそう

しかし 何かが違う勘が

鮎釣り歴55年の私の勘が違うと反応します

しかし川の状態から

大丈夫だろう 自分の都合の良いほうに考えました

結果的に勘が当たりました

違和感の恐ろしさ

それは何か。。鮎が見えていなかったのです

見えないということは 小さすぎるから橋の上から

確認できない

鮎は小さくても苔は食べますから

石が磨かれて

鮎がいることは確認できるのですが

これと 釣れるアユがいるのとは話が別です

縄張りができていない

鮎は自分のえさ場の石を1平方メートルほど

持つといわれています

一日中石に生えた苔を食むのです

自分のえさ場に入ってくる 別の鮎を追い払います

囮の鮎に針をつけて

縄張りに鮎を送り込むと 

追い払うために 体当たりしてきます

鮎は相手の肛門付近を狙ってぶつかるようです

囮鮎の肛門付近に掛け針をぶら下げておけば

野鮎がひっかかります

これが鮎の友釣りの理論です

小さい鮎は縄張りを持っていないので

鮎を追いません

鮎が居ても掛からない


私も船釣りが二日連荘でしたので

体がもたないので いつもより1時間遅く川に行くと

4時半到着 

なんとめぼしいポイントには もう人が立っている

それでも何とか 得意ポイントが開いていたので

ここで釣ることに

囮鮎が無いのでルアーで取ります

いつもなら30分以内でほとんど釣れるのですが

一向に釣れません

そのうち違うポイントで釣っていた人たちも 早々に移動を

始めています

釣れてないのでしょう

朝一番で釣れるのは縄張りを持っている大きい鮎

これらが居ないポイントはいつまで粘っても釣れない

朝の水温が低いので弱い鮎は縄張り争いをしません

決行粘りましたが

2時間後あきらめて 囮鮎を買いに行きました

1匹600円 2匹買いました

入漁券は一日券800円 現場買い1000円

私は1年券を買っているので6000円

8回行けば元が取れます

囮鮎もしものことを 考えて2匹買うのが普通です

一匹目で釣れないうちに 弱ってしまった

間違って逃がしてしまった

こんなことがあるので2匹が基本です

始めて鮎釣りを始める人は

2000円必要と考えてください

囮を買いに行くと めずらしいね~~

囮鮎買うこともあるんですか?

店主が言いますよ

ほとんどルアーで取るので買うことはないですからね

しかし 今日は全く釣れないですよ

鮎を買ってポイントを探します

そして囮店の少し下の部落の田んぼの真ん中に

獣が走っている

しかし熊には見えない すごいスピードで

田んぼのあぜ道を部落の民家のほうに走っています

馬?

此処には馬は居ない

イノシシ 違う ニホンジカ 違う

残るは。。カモシカ

たまにいるんですよ

熊でなく良かったです

下流に向かうとどこも人でいっぱい

良さげなポイントはすべて釣り人が居ます

仕方ないので下流に向かうといつもは人がいるポイントに誰もいません

解禁日ですから 釣れないから居ないというのではなさそう

ここでやりましょう

釣り開始しますが 本物でも釣れない

しかし川を見ると 石の色は良いし

魚は居るはず しかし縄張りを持っていない

そのうち何か所か攻めていると

偶然 掛かりましたよ

もしかして 解禁日はほとんどやらない

夏場のポイントを攻めると

なんと 釣れだしました

しかし 全体的に小さすぎる

この大きさは縄張りを持つ限界の大きさでね

鮎が小さすぎて釣れなかった

ポイントがわかってから似たようなポイントを攻めると

次々釣れます

しかし 小さい

縄張りが少ないですから

釣りきると場所移動

こんなことを繰り返して

何とかこれだけ釣りました

2匹養殖 鮎が入ってます

夜 鮎の塩焼に 養殖鮎を混ぜて

食卓に出しました

妻はやはり鮎は美味しいとパクパク

そのうち 表情が変わります

この鮎おかしいよ

鰯の塩焼の味がする

。。わかった

分かりますよ

私は 囮鮎を買わないので

妻は 養殖鮎を食べたことが無いのです

内臓を見ても天然アユは苔を食べているので

黒いですが

養殖は配合餌を食べているので白い内臓に油がついています

祭りで 鮎の塩焼が飛ぶように売れるそうです

しかし 赤石川の天然鮎ではありません

本物を使うのにも手に入らないのです

赤石川では網漁ができません

やっていいのは 毛バリ釣りと友釣りだけです

そのため 釣り師しか鮎を取れません

大人数の人たちに本物を食べてもらいたくても

手に入らないのです

そのため お金を出しても天然鮎は売っていないので

ほとんどの人は天然鮎を食べたことが無いと思いますね

祭りの鮎を食べて 鮎は美味しいねと。。と言っているあなた

それは養殖鮎ですよ

なんちゃってグルメは恥ずかしいのでやめましょう

天然は苦みと旨味があり

鰯の塩焼のような味はしませんから

一度機会があったら 本物を食べてもらいたいですね

せっかく 鰺ヶ沢に遊びに来て

赤石川を見て 養殖鮎を食べるのはかわいそうです

高くてもいいから一度天然鮎を食べてもらいたいですね

観光は儲けるのも大事ですが

嘘の観光はすたれます

高くても本物の提供を続けていれば

SNSの拡散で広がります

観光をを目玉にするのなら

付焼刃的な考えは後々人がリピートしません

一度は騙せても 本物を食べると

二度と偽物は食べません

私はこれが観光の原点と考えます

さすがに 遊漁船二日と 鮎釣りは限界で

12時終了しました 川の中に立つのも

流れの中で立ちますので結構体力が要ります

赤石川の天然金鮎は絶品ですよ

一度は本物を食べてもらいたいですね