2021年4月30日金曜日

4/30 連休中の天気状況


5/2は 雨とヤマセが非常に強く中止

5/3~5/4西風強く 出航できません

5/5 南東の風 出航できそう

5/6~5/7風強い出航 できません

5/8   今のところよさそう

あくまで長期予報ですので

確定はできませんので

参考まで

2021年4月29日木曜日

4/29 遊漁船

 

今日は青森市の会社の同僚仲間
8人で貸し切りです
今日の予定はカレイ釣りと根魚狙い
朝4時過ぎ 暗い中出航
沖は前日の風でうねりが残ってします

まずは先日カレイが良かったポイントに直行
釣り始めますが
全く食わない
そのうち 小さいながら ミズクサカレイが
ぽつぽつ
ここはあきらめて 昨年よかったポイントに走りますが
ここも当たりなし
何とかマガレイの良型が釣れますが後が続かない

ならば。。。深い場所に行きましょう
しかしここはもっと釣れません当たりすらない
海がオカシイ

朝のポイントに戻り
何とか大き目のミズクサカレイがヒット
やはり 激渋
このままだと
お土産すらないので
カレイはあきらめて
浅場でカサゴを狙いましょう

久しぶりに 私に30cmカサゴ
そのほかにも アイナメ ホッケ カサゴ数匹

皆さんもポツポツ カサゴ アイナメ マゾイ ホッケ
が釣れて
激渋の中
12時終了しました
こんなに食わないのは久しぶりでした
難しいですね

今週末 土曜日は出れそうです
空きがあります
いかがですか 
根魚狙いになると思います









2021年4月24日土曜日

4/24 遊漁船

 

今日のメンバーは
弘前市から 渥美さん 岩沢さん 木村さん
岩手県から佐藤さん2人 八戸市から福田さん 佐藤さん
7人で出航です

朝4時集合 
現在 夜明けが4時50分頃
30分前には明るくなり始めます
4時20分には出航できるので
もろもろの準備がありますので
4時集合なのです
何故に。。。。

多分 この時間の出航の遊漁船の出航は少ないと思います
まず 一番目は 夜明けの1時間はゴールデンタイム
これからの季節は特に
朝の気温差が激しく
10時頃になれば 突風が吹き始めます
こうなれば 浅場で釣るしかなく
船が早く流されるので
釣りにくくなります

そのため早く出航するようにしています
本日も9時頃から強風になる予想

そのため 早い時間深場から 段々浅場に移動するように
しています

今の時期ならば
朝一番で 真鯛狙い
釣れなければ 大マゾイ などの根魚釣り
今の時期根魚のほか ミズクサカレイも岩盤に居ますので
イソメを付けてカレイを狙うのも楽しい
鯵ヶ沢沖はカレイの宝庫
カレイの刺し網を見せてもらうと
すさまじい数のカレイが掛かっています
大きいミズクサカレイで50cm近いものもあります
カレイの種類ですが
マガレイ マコガレイ ナメタカレイ 宗八カレイ
イシガレイ などがメインで
このほかにも 名前の分からないカレイも掛かっています
メインはやはりミズクサカレイ
このカレイは岩場にもいますので
根魚の外道でも釣れます
マガレイ マコカレイは やはり砂場に多いので
船がちょうど流れて砂場に入ると釣れ舞すね

現在 調査予定の釣りは
カレイ釣りのをしながら アマダイも狙ってしまおう
深場の砂地をシーアンカーで流して
カレイを釣りながら運が良ければアマダイ狙い
鯵ヶ沢沖はこれができるのです

仕掛けは片テンビンに30号以上の錘に
1m間に二本針
普通のカレイ仕掛けです
これにイソメを付けて釣ります
深さがあるので 根魚用の竿よりは
船竿に両軸リールが使いやすいですね

私は 船竿30号 210cmの竿に小型電動リールで釣っています
手返しが早いので 
数釣りをするのなら電動は使いやすいですね

何故に鯵ヶ沢沖のカレイにこだわるのか。。。
皆さんはカレイ?・・・そんな感じでしょうが
実は訳があるのです ここだけの秘密ですよ 話さないでくださいね
大雑把に話すと
水深30mまでは岩場
50mまでは岩盤
それ以上は 砂場 泥場なのです
鯵ヶ沢漁協の管轄は
車力沖から赤石沖まで30km近くあります
漁場が広い

しかし 昔から鯵ヶ沢沖でカレイを専門に釣る人はおらず
刺し網で捕るだけ
これだけの面積にカレイが居るということ
誰もカレイ釣りをしない
考えると分かるでしょう

そして鯵ヶ沢沖のカレイはとにかく 美味しい
私は青森市に住んでいたので
湾内のカレイ釣りはいっぱい やりました
食べ比べをしないと湾内のカレイも美味しいのですが
前に一度 湾内のカレイと鯵ヶ沢沖のカレイを
1日違いで釣り
処理も同じ カレイも同じマガレイ
塩焼きで 家族で食べ比べをしました
明らかに味の違いが分かりました
子供たちは 鯵ヶ沢沖のカレイを食べて
次に湾内のカレイを食べた後
一口食べて箸を付けませんでした
このくらい 味が違うのです

私がカレイにこだわるのは こんな理由があるのです
色々な魚を塩焼きで食べましたが
鯵ヶ沢沖の35cm子持ちミズクサカレイ
釣り活き締め
これが人生で一番と思います
だれもやっていないカレイ釣り
広大なポイントがあり
初心者でも釣りやすい
たくさん釣っても保存もきき
おすそ分けしても喜ばれる
鯵ヶ沢沖のカレイは大体5月いっぱいで釣れなくなります

6月になれば すべての魚は本番になりますが
カレイだけは産卵が終わり深場に移動しますので
味も落ちますし
釣る価値はないですね

カレイ アマダイ狙いの釣りも楽しそうですよ


今日の釣りですが
朝一番で 真鯛のポイントに行きますが
反応はなく
そのうち 遠くでイルカが跳ね始めて
こうなれば回遊系の魚は釣れません
浅場に移動


船釣り初体験の佐藤さん
レンタルタックルを利用して
始めてのカサゴ
この後 私が オモック20号にイカの足バージョン
彼に貸したところ
次々釣り始め
彼曰く
「面白いですね」


皆さん頑張ってくれて 大マゾイが結構出ました
そのほかウッカリカサゴもまずまず釣れて
ホウボウ ミズクサカレイ 大アイナメ
ホッケなど
皆さん結構釣りましたね

9時過ぎから べた凪でしたが
急に白波が立ち始めて 釣りにならず
浅場に移動 しかし 段々風が強くなり
波も大きくなり
10時半 終了しました
早くに出航していたので 6時間は釣りができたので
皆さん満足はできたと思います
これからの季節 10時過ぎれば風が強くなりますので
早く出航して 10時から12時までは 消化試合のような考え方をしてください
天候が悪くならなければ12時まではやりますが
暑くなる季節ですので 一応目安で11時終了で考えてもらえればOKです







初心者の佐藤さん ベテランを尻目に入れ掛かり







2021年4月19日月曜日

4/20 遊漁船 お知らせ

 利用案内にも記載しましたが

現在 第二威風丸に乗船いただいているお客様は

ほとんど浅場の五目釣りのお客様です

私も中深海(ノドグロ 沖メバル)の釣りをしていないため

魚の状況が分かりません

どうしても どちらともなると中途半端になり

そのため 予約を頂いても 満足のいく釣りを提供できませんので

中深海の釣りの予約は取らないことに致しましたので

よろしくお願いします


2021年4月16日金曜日

4/16 調査釣行

 

今日は これから始まる遊漁船の釣り場の調査です
まず気になるのはカレイ
昨年の5月上旬に大漁したポイントに走ります
イソメを付けて釣り開始
しかし当たりなし
まだ。。。入っていないのか。。。

そのうち当たりが有り合わせるとヒット!
25cmほどのミズクサカレイ
カレイが居るのは確認できました
しかし
本気で釣れない

同じようなサイズをもう一匹追加
そのうち
カレイの仕掛けに
大物ヒット!
42cmアイナメ
そのあと 32cmアイナメ追加
ダメ押しで
タコが釣れましたよ
2kgほどの食べごろサイズ
今年はタコに恵まれていますね

今度は違うポイントに移動
カレイの仕掛けを下すと
当たりあり!
カレイです
この後流していてもぽつぽつ掛かります
サイズも段々良くなり
カレイポイント確定

これ以上 食いきれないので
9時終了

仲間から連絡があり
真鯛が釣れたとのこと
55cmと70cm
思ったより浅場で釣れたようですね
真鯛も乗っ込み
鯵ヶ沢沖はシーズンインです






2021年4月6日火曜日

4/6 漁船釣り

 

今日は朝4:30出航
夜明けも早くなりました
メバル狙いですが 昨年からメバル食いが悪い
魚が居ないのか 違う原因なのかはっきりしません
遊びで釣るのなら大漁なのですが
コロナの影響で魚価がいつもの半分
船の燃料費にもなりませんね
それでも 漁協に入っている以上 水揚げをしないといけないのです
そんなことで
いつものポイントを回りますが
反応がありません
水温が例年より2度高い
今年はハタハタもヤリイカも大不漁
漁師は死活問題
網の漁師も例年の10分の一の売り上げ
私の場合
遊漁船がメインですので これから売り上げが出ますが
網の漁師は
冬場が一年のほとんどを稼ぎますので
今年みたいな不漁になると
大変なのです
魚が捕れなくても 船の維持費 燃料代
網の維持費 人件費など
固定費が掛かります
昔なら 不漁に備えて 3年分の貯蓄を持つのが
定説でしたが
魚価が悪いのと水揚げ量の激減で
貯蓄ができな状態
皆さんから見れば
店で売っている魚を見ると高いと感じているでしょうが
魚などは仕入れ1割から3割
1000円で売っている魚は
100円から300円で仕入れているのです
仮に 仕入れが300円として
これが市場のからの仕入れ値段でありません
この前に仲卸があり この人たちも
セリで仕入れた値段に利益を上乗せします
単純に考えると
仲卸セリの値段に3割利益を出せば
セリで200円で仕入れているのです
漁師は水揚げすると 大体3kg単位で大きさをそろえて
水揚げします
例年だと1k1000円の魚ならば
一箱で3000円
これから 箱代 氷代 漁協の手数料が
引かれます
普通であれば2割くらい引きますので
漁師に入るお金は2600円

魚価が半額であれば
1kg500円
3kgで漁に入るお金は1200円です

メバルで考えれば
メバルもランクがあり 釣りのメバルが網のメバルより2割は高いですが
サイズで分けられます
一番高いのは25cmから28cm 次に28cm以上 と25cm~22cm
22cm以下は急激に値段が下がります
そのため水揚げするより自家消費にするのです

一番値段の高いメバルで 3kgに大体15匹入ります
先ほどの1kg500円で考えると
漁師が市場に下すメバル1匹の値段は
1200円÷15匹=80円
28cmの釣りメバルが80円ですよ
このサイズを100匹釣っても 8000円
これから船の燃料代を引くと
船にもよりますが それほどお金は残りませんね
毎日これだけの釣果があるわけでもないし
サイズもバラバラ

しかし 店によっては 80円のメバルが500円で売っています
店の仕入れはもう少し高いでしょうが
多分 150円位で仕入れているでしょう
これから考えると 鮮魚は仕入れが3割ほどと考えていいと思いますね

まだ魚の値段がついているのなら良いですが
ものによっては 1kg100円以下のものもあります
先ほどの計算で考えると
3kg300円
箱代氷代300円 手数料10%
-30円
漁協にお金を漁師が払わなくてはいけません
こんなことが続けば
漁師を辞めざる得ない状況になるのです
若い人も漁師を目指しません
テレビで儲かる漁師も見ていると思いますが
ほんの一握りの人たち
この人たちも 船に何千万 何億ものお金をかけています
不漁になれば これだけのお金を返せません
マグロは儲かる カニは儲かる
夢のような話ですが 陰には借金の上に成り立っているのが現実です

私の乗っている船は30年以上経っていますが
作ったときは3000万近くかかったと聞いています
安く買ったので信じられないような値段でしたが
これを私が半年かけて現在の船に作り替えたので
30年前の船には見えないでしょうが
そのため他の漁師と違い船の借金は有りません
おかげさまで遊漁船のお客さんも安定してきてくれるので
何とかなっています
ありがたいことです
そんなことで 遊漁船をやっている漁師の船を利用していただきたいのです
利用することで 助かるのです
本当は 直接漁師が捕った魚を販売できれば良いのですが
規約により直接販売はできないのです

ほとんど 漁港も漁師が船を置いている場所は
漁協が県に利用料を払って 漁師が船を置いています
このお金は水揚げした手数料から支払われています
防波堤は国の税金で作られているので
勝手に止めても良いと考えている人はいませんか
本当であれば 漁師が借りている防波堤に
レジャーボートや遊漁船も
船を着けることもできないのですが
同じ海の仲間として 迷惑が掛からないのであれば
目をつぶっているのです
深浦町では 無断で遊漁船が漁港をつかうことを禁止にしました
背景には漁師がこのような状況で
漁師でもない人たちが無断でルール無視で漁港を利用したことにより
堪忍袋の緒が切れたのでしょう
深浦から締め出された船はどこに係留するのかはわかりませんが
深浦町全部禁止になったので
能代に行くのか鯵ヶ沢か小泊 十三湖しか係留場所がありません
これらの場所も 深浦町と同じになれば
同じような措置をとるのかもしれません
まずはレジャーボート 漁師以外の遊漁船は
ルールに従いこれから運用しないと
結局 深浦町と同じようなことになり
どこにも船を置くことができなくなり船を辞めなければいけなくなると思います
一人のわがままが 全体に波及します









2021年4月2日金曜日

4/2 漁船釣り




海も春になりましたね
本番を迎えます
今日もメバル狙いですが 最近潮が早くメバル釣りには適さない
しかし 出ないことには分からないのも釣りなのです

今日は朝5時前に出航 南東の風ですので
釣りやすいですが
今日も潮が早く釣りにくい

何故に潮が早いとメバルに向かないか
今の時期
沖アミのような赤いエビを吐きだします
そのほかには ふ化した小魚 横エビなど
これらが大量にまとまります
これをメバルが狂ったように食べるのです

サビキをこの群れに落とすと
メバルが大量に釣れるのです

しかし
潮が早いと これらのベイトが流されてしまい
まとまらない

ここが難しいところないのです

今日も単発では釣れますが
数がまとまらない
30cmクラスも釣れましたが
水揚げできる数ではなく
厳しい
そして 浅場にホッケの群れが居座り
とんでもないことになっています
今の時期の浅場ホッケは
脂がノリとても美味しい
サイズも良いのが結構あり
面白いですが
水揚げできないので自家消費にしかなりませんね
もったいない

前回も竿2本に針18本ずつ
36本あるのですが
反応に仕掛けを下すと
海底に着く前に
全部の針に食いつき
なんと1投で
36匹
何匹か取り込みで落としたので
それでも30匹ほど取り込みました
大きいので40cmほど
小さいものでも腹が赤くなり 脂がのっている証拠

今日もメバルの食いは悪く
大きい反応に下すと
ホッケの嵐
すぐに巻き上げこれでやめました
ホッケが釣りたいなら
切りなく釣れるような感じですね


ホッケももったいないので持ち帰り
早めに終了9時寄港しました
ホッケは前回も今回も
いけすに入れているので
船で活き締め
魚の身が全く違います
売っているものは網取がほとんどですので
どうしても身が内出血を起こしているので
食べると生臭く感じます
活き締めをしていないので 身もブヨブヨしているものが
多いと思います

ホッケは背開きにして
薄い塩水に一晩漬けて
次の日朝から網に入れて干しました
夕方から
真空パックにして
冷凍庫に
こうしておけば プレゼントと自家消費に重宝します
ホッケも馬鹿にしないで
釣りたて活き締めすると
別物の魚になりますね
ホッケも急にいなくなるので
チャンスですよ
深場のホッケと 浅場のホッケは別物
浅場のホッケは根の周りに着く
通称 根ホッケといわれる高級品です