2024年6月28日金曜日

2024 6/28 遊漁船

本日の乗船は

五所川原市から 高橋さん2人 杉山さん

3人乗船です

朝4時出航

沖は風はありませんが

ウネリすごい 船に弱い人なら10分で エンドになりそうですね

深場はいまいち釣れなくなりましたので

浅場で釣り開始 今回は 前回大ヒラメを目の前で切られた杉山さん

前回の教訓で 竿を新調したようです

今ままでは タイラバ狙いの穂先が軟調の竿で釣りをしていましたが

この竿では10kgヒラメは取れないと踏んだようです

波は1mほどのうねりが次々立っているのも疲れる波

 



浅場での釣りで なんと キジハタを釣った高橋さん
最近は 漁礁以外でも
大きいキジハタが釣れるようになりましたね


最近は 50cm前後のイナダが釣れるようになりましたね
食べごろサイズです
私は 釣りたてすぐに 頭を取り尻尾を取り腹を取り
持ち帰るっています
こうすると 身が柔らかくならず
帰ってから真空パックをすると 1週間くらいは
刺身で食べられます
昨日も食べましたが 赤身と白身のバランスが良くて
美味しかったですね
ほとんどの釣り人は この魚は美味しくないとリリース
魚の処理の仕方がわからないので
家に帰ってから食べると 身がベチャベチャ
になっているので
持って帰らないのかもしれません

釣り人の魚の締め方を見ていても
エラを切ってバケツに長時間入れているだけの人が多いですね

青物 真鯛などは
釣ったらすぐに エラの付け根の骨を切り離します
こうすることで 神経も切り 同時に血抜きもできます
これが一番早く 確実な方法です
さすがに真鯛など大きいものはこの方法は難しいので
目の横のポイントに千枚通しで刺して 骨と神経と粉砕します
そのあとエラにナイフをちょっと刺すと
血が噴き出します

どんな魚でもこの方法で処理できますので
覚えておいてください
ちなみに私は すべての魚をこの方法で
活き締めしています
今の時期の水温は高いので
海水温も22度
この温度に青物を締めて入れておいても
魚がすぐに腐敗が始まります
青物など赤みが多いので
鉄分でできています
これが 急激に錆びていくと 魚が生臭くなります
これが美味しくない原因

白身の魚は 赤身が無いので 酸化しませんので
多少 劣化しても 味が変わりませんが
時間を置くと死後硬直が速く進み
身が柔らかくなりますね
これを防ぐには
エラの付け根の骨を切ると
脳から身に伝達ができなくなり
魚の脳は死んでいるのに
身のほうは死んでいないと錯覚しているのです
そのため 魚の劣化が進みにくくなります
今流行りの神経締め
骨の中の空洞に神経が入っていますね
この中に針金を入れて
神経を壊して脳からの伝達を抹消させているのです
そうすると魚は死んでいるのに
神経が壊れているので 魚の身は死んでいないと錯覚させることが
できるのです
しかし 一匹づつ この神経締めをやるには
手間が掛かりますね
そのため 私は エラの付け根の中骨を切り離す方法を
推奨しています
これなら 釣って5秒で神経締め 血抜きが完了します

先ほどの青物の場合
締めて バケツに入れて 血が出なくなったら
すぐに 氷の中に入れますね
これが 青物を美味しく食べて長期保存させる方法です
関東の定置網の漁師が
活きて水揚げした魚をすぐに
小さい魚もすべて 私と同じ方法で処理していました
この処理の方法だと
水揚げしたあと 市場に並べても
魚に傷が見えないので
セリの時に有利になるのです
これがプロの処理方法です


真鯛は全く釣れず
カサゴがメインになりましたが
時期的に 真鯛は美味しくないので
万能な本カサゴは人気がありますね


11時30分終了しました 

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