2024年6月16日日曜日

2024 6/16 潮早すぎ。。浅場カサゴ爆釣り

本日の乗船は貸し切り

平川市から相馬さん4人

奈良さん2人 

兎内さん 花田さん

8人乗船です

朝4時前に出航

波は凪ですが 東風がやや強いですね




前回は 漁礁はは潮が速く釣りにならないので
朝から 浅場のポイントで釣ってもらいました
カサゴ大漁で皆さんカサゴはもういいや・・・そんな感じ
今回は漁礁に行きます
しかし 前日も潮が結構早かったので
厳しいかも 人数が多いのと 年配の人が多いので
潮上にキャストができないので
人数が多いので頻繁にお祭りが起こる可能性が高いですね
上手い人たちは
潮が速いときは 潮上にキャストして自分の真下に仕掛けが来るように
しています 船の下に仕掛けが入る前に
巻き上げます
これの繰り返し
ベイトリールでもなれれば結構飛びますので
釣りを見れば どのレベルの人かはわかりますね
シニアの人たちは 海底をとらえようとして
潮が速くてもどこまでもラインを出します
その結果 船の下に入る場合も多く
船の反対側の人たちとお祭りをしてしまいます
しかし
この釣り方しかできないので
お祭りしても また同じことを繰り返します
皆さん良い人たちが多いので
文句は言いませんが
頻繁にお祭りすると釣りになりません
そのため 私の船では 6人までにしているのです
貸し切りならば身内ですので
皆さんわかっているでしょうから
笑っていますが
他人となれば 笑えないですね

そのため 私は本当は聞きたくないのですが
初めての人から予約を受けた場合
どんな釣りができるのか詳しく聞きます
昔の釣り方しかできないようであれば
お断りするようにしています
釣りに差別 区別はしたくありませんが
一人のために ほかの5人が釣りにならないのであれば
仕方ありません

本当は書きたくありませんが
自分なりの判別方法があります
うちに連絡してくる人は このブログやHPを見ている人たちです
でなければ 電話番号やメールはわかりませんよね
最低限 ライン Cメールくらいできる人たちでないと
今流行りの釣りはしていないと思います
スマホ PCができる人たちであれば
ユーチューブを見たり
ネットでいろいろ調べていたり
買い物もしているでしょう
こんな人たちは 新しいことに敏感ですから
釣りも新しい人が多いです
そのため 予約にCメールで連絡できる人
なら新しい釣りができる人と判別しています
ラインをやっている人なら
私のスマホの番号を打ち込めば
こちらが相手の電話番号を打ち込めば
ラインで認証されます

やはり遊漁船は 皆さんの釣りの仕方が揃わなければ
釣りになりません
こちらの わがまま と思っていますが
皆さんに楽しんでもらうためには仕方ないと感じています
そのため 最低限 ネットで情報が見れる人
スマホでメール ラインのやり取りができること
これらが基準と考えています
これらができない人でも
貸し切りならば 身内や一人で貸切ればいいのですから
自分のできる釣りができます

多分 これを書いていても スマホやPCができない人は
見ていないでしょうから 腹は立たないと思いますが・・
中にはお金を払っているんだから
お客様は神様
そんなことを考えている人もいるでしょう
しかし
船に乗るということは
私に命を預けているのと同じこと
私の判断一つで 皆さん死ぬこともあるのです
信頼されているから 私の船に乗っているのだと思います
それに対して 
船長は絶対的権限があるのです
命を懸けた遊び
魚も命がけ 人も命がけ
仕事にはこんな命を懸けることはありません
所詮 仕事は生活の糧を得るための物です
しかし 遊漁船は違います
たかが遊び されど遊び
昔から
漁師は
「板子一枚下は地獄」
そんな諺があります
船底の下は地獄
海に落ちたり沈んだら 死ぬということです
皆さんの命を預かっているのです
金儲けだけで 遊漁船はできません
天気の判断 自然の摂理の判断
乗客との会話術
最後に魚を釣ってもらうこと
これらができなければ 遊漁船はできません
魚釣りが大好きだからやっているのです

ちょっとクドクなりましたが

8時過ぎから西の空が真っ黒になりました
向こうは雨も降りだしました
そのうち
海に頻繁に雷が落ち始めました
皆さんは 自分の真上に雨雲がないから大丈夫と思っていませんか
電気は海水も流れますし
湿気のある空気も電気が流れます
そのため 離れていても
カーボンロッドは電気を通すので
釣りをしていてもビリッとすることがあります
とても危ないのです
体にペースメーカーを入れている人は
船には乗っていないと思いますが
微弱な電流でもペースメーカーが誤作動することがあります
ペースメーカーをご存じな人は多いと思いますが
心臓に微弱電気を流すと心臓が収縮します
そして すぐに又戻ります
血液を送るポンプですので
これの繰り返すことで
血液を送ることができています
この電気信号の刺激を心臓に埋め込んだ長寿命の電池で
行っていますが
もし 雷の枝電流がペースメーカーを埋め込んだ人の
体に流れるとどうなるでしょう
多分 壊れるか エラーが起こると思います
そうなれば 船の上でできることはありません
知識のある人が心臓マッサージすれば
何とかなるかもしれませんが
不可能に近いかもしれません
船で急いで帰ってドクターヘリで
急性期病院に運ぶでしょうか
時間との闘いでしょう
私は 医者ではありませんから
これ以上のことはわかりませんが
遊漁船で事故を最小限に抑えるために
予測予防の知識を常に考えていますね
そのため 1時間も走らなければならない
深海釣りはやらないのです
船も遅いし
非常時に対応できる自信がありませんから
現在の私の釣り場は 遠くても15分くらいで
帰ってこれます
船から緊急の連絡をして
私の船の前の駐車場にドクターヘリを下してもらい
弘前大学医学部病院に飛ぶか
県病に飛ぶか
地元の鰺ヶ沢病院に搬送するか
緊急時はこんなことも想定しています

船に乗る人も 何があるかはわかりません
自分は大丈夫・・
根拠のない自信は持たないでくださいね

雷が鳴って私は急いで避難することにしました
皆さんに
もしものことがあればダメですので
いったん
漁港の入り口の近くの
ポイントに行きます
避難しました
遊漁船も非難した船と 避難できなかった船があるようです
これらは船長の判断ですので
何も言えません

雷のあとは雨が降り出しました
雷が光っているうちは 電気が伝わりますので
極力 雨雲から離れることが大事

そのあとは海も穏やかになり風も弱まり
釣り開始




朝いちばんで 漁礁に向かいました
潮が速い中
良型マゾイ釣りました


しかし 潮が速すぎてお祭り多発
釣りにならない
どうしますか・・・
浅場に行きましょう

前回も カサゴ釣りまくったメンバー
入れ食い状態
カサゴは裏切りませんね




11時半 終了しました

漁港に帰って 防波堤にうまく着岸した時は
ホットしますね
船も12mもありますので 着岸のやり直しは
大きく一回りしないといけないので
かなり気を使いますね
たまに 船の着岸と同時に防波堤に跳ねる人がいます
今回もいました
前にもいました
若い人よりは年配の人が多いです
なぜにロープで固定しないうちに飛び移るのか
分かりません
今回は注意しました
あとは 船首にタイタニックのように
立つ人がいるのです
風が気持ちよいのと見晴らしが良いので気持ちはわかりますが
船の前に立たれると
船を着岸するとき 前が見えなく
防波堤にぶつかる可能性があります
自分の自動車のボンネットに人が座っているようなものです
走っているときボンネットに人が座っていたら
前が見えませんよね
そんなことです
船から飛び移るのも同じことで
車が動いているうちにドアを開けて飛び出すようなものです
船長が合図をするまで船から移らないようにしてください




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