2023年7月13日木曜日

7/13 今年のアイナメはキジハタを超えた!

 今年の根魚は旨いと皆さんにお知らせしていましたが

驚愕の結果が出ました

6/25 今季初の 35cmキジハタを釣りました

この魚は熟成させないと美味しくありません

下のように頭を取り 内臓を取り 尻尾を取り

真空パックでチルドに保存

7/11 17日寝かせてから 食べました

確かに美味しいですが

それほど感動しない?

時期的なものもあるのでしょうが

妻 いわく アイナメのほうが断然おいしい

素人さんは 魚の価値を考えません

自分の味覚で美味しいものは

高級魚だろうが 大衆魚だろうが

美味しいものは美味しいと言います

釣り師は珍しい魚や

釣りにくい魚を = 美味しいはずだ

言い聞かせます

薬の偽薬検査に似ています

「イワシの頭も信心から」

人の心は信じてしまえば

イワシの頭も神様になるということ

しかし 素人さんは先入観がありませんから

旨いものは旨いのですよ

先日 の遊漁で 大アイナメ4匹ほど釣りました

皆さん大漁でしたの プレゼントしませんでした

写真のように真空処理して

日を置いて 一日1匹

刺身三昧 2人一匹食べてしまいます

40cm前後のアイナメですから

弘前のスーパーで3000円くらいで売っています

それも 釣りではないでしょうから

鰺ヶ沢沖の釣りアイナメ まして水温が20度超えて

釣れたアイナメは 一体いくらの価値があるのか

弘前の殿様の好物が

アイナメと文献にあります

当時の津軽藩の魚は

街道が整っていた

鰺ヶ沢の魚がメインのはず

冷蔵の方法が難しかった時代

弘前から一番海が近いのが鰺ヶ沢

鮮度の面でも

間違いなく鰺ヶ沢の アイナメでしょう

アイナメの真空パック保存は

2週間くらいは普通に美味しいですよ

もしかしたら1か月でも刺身で食べれるかもしれません

イナダも同じように保存していますが

2週間でも硬さもしっかりしていて

美味しかったです

春先は結構 アイナメはどこでも釣れます

それなりに美味しいですが

身に脂が入っていない

水温が(18度以下)から高くなると

アイナメの食性が変わるのかもしれません

釣っていてもジグに反応しだすようになります

雑食性の魚ですが

水温が高くなると ベイトフィシャーに変わるのでは

水温が高くなると大きいアイナメを釣り上げるのは

難しいですが

今年は 結構釣れています

マゾイも釣れていますが

味はアイナメが断トツです

アイナメの熟成刺身を

厚切りで食べる

太平洋側で釣りをしているお客さん

アイナメが釣れてもいらないと言います

向こうはいくらでも釣れるのだそうです

弘前で 3000円だよ。。

嘘だ アイナメを3000円で買う人なんて

こちらではいないよ


考えましたよ

太平洋側は一年中水温が低く

アイナメにそれほど脂がのらないのでは。。

私の仮説では

アイナメは水温20度で

食性も 活性も 変わるのでは

夏場のアイナメは この地域では

めったに釣れませんから

食べたことがある人も少ないし

真空パックで 何日も熟成させることなど

したことはないでしょう

7/9に大真鯛何匹も私が釣りました

しかし 真鯛は全部プレゼント

私が持ち帰ったのは

写真のアイナメ40cm1匹だけ

美味しいから持ち帰るのです

釣り人の特権

生きているうちに 最高の処理をすることができるのです

処理をすることで

高級魚のキジハタを超える

アイナメ出来上がるのです

魚は一年中同じではありません

美味しくて難しい時期のアイナメ

狙ってみるのも楽しいですよ

白身の中トロと思っても間違いではありません

水温20度超えの レアアイナメ




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