2022年1月24日月曜日

1/24 中通し竿 完成と今日の掘り出し物

先日 萬屋で入手した800円の中通し竿
古いカタログが1999年
この時点でマミヤオーピーですから
オリムピックはこれ以前の会社名
やはり30年近くたっているかもしれませんね



カタログに書いてある類似の竿振り出し船帆風に近いです


当時の定価で 12000円位でしょうか


現在の釣りには
使いにくいかもしれませんが
竿の材質は今のモノより 使いやすい部分もあります
釣りをしていると 竿の反発力が有りすぎて
けられ でばらしてしまうときがあります
掛ける竿と
乗せる竿
掛ける竿はジグなどで当たりが有ったら
合わせる釣り
現在の竿の主流ですが

乗せる竿 手持ちで使うのではなく
置き竿で使う釣りに向いています
ヒラメの餌釣り
餌掛けの胴付き仕掛けの釣り
メバルのサビキ釣りなど
魚に違和感なく食わせる竿

古いからダメなわけではなく
現在の釣りに合わなくなってきたから
無くなっていった竿ですが

現在の釣り変化に 昔の竿が見直されてきています
竿の調子は良いのですが
リールシートや竿尻 バット部分
これらは短すぎます
最低でも自分の脇に挟めないと
使いにくい
ならば バット部分を伸ばせばよい
ブラックバスの竿も
バット部分を伸ばせば 立派な
船ロックフィシュの竿になります

温故知新
釣り業界も変化してきています
やみくもに 魚をたくさん釣る
力ずくで 無理やり釣る
漁師ならば仕方ありませんが
遊びの釣りなら
魚とのやり取りや
自分の考えた仕掛けで釣ったり
自分で改造したタックルで釣る
これもこれからの釣りの楽しみ方

私は個人的には リリースはあまり好きではありません
魚の口や体に傷をつけて
仏様のように 魚を逃がしてやる
ならば初めから釣りなどやらないほうが良いんではないか
これは昔からの論議で答えは有りません
殺生と言われていますが

最高権威のお坊様が
釣りの殺生について答えたことが有ります
その時の答えが
釣り上げた魚をありがたく 粗末にしないように頂く
食べる分以上には釣らない
これが答えでした

大きさなどは関係なく
小さければ小さいなりに美味しく食べる
私は 船で小さいカサゴが釣れると
ほとんどの人は逃がそうとしますが
傷のついた魚は死ぬ確率も高いから
持ち帰って唐揚げにでもして食べてください
言いますね

鯵ヶ沢沖は カサゴ釣りは
私の船でしか遊漁はやっていないし
漁師も取りません
そのため
繁殖しすぎて
増えすぎの状態
そのため 間引きしないと
結局 カサゴも餌を取れないため
大きくなれません

食べることを基本とした遊漁船です
そのため五目釣りを推奨しているのです
自分たちが必要としている数
例えば
今日は
中真鯛1匹
カサゴ10匹
大アイナメ1匹
マゾイ5匹
青物1匹
カレイ5匹
間違ってヒラメやキジハタ マハタ メバル
こんな釣りですね
同じような場所で仕掛けや誘いを変えれば
これらの魚が狙って釣れます
同じ魚を大量に釣ると
配るところが無ければ
逃がすしかありませんね
そうなれば
魚に傷をつけるために
釣りをしているような状態になります

昔から色々考え方があることですので
他人に押し付けることは
有りませんが

私の遊漁船は
食べることを前提にした
釣って要らなければ
欲しい人にプレゼントすればいいのです
私も 要らない魚が釣れれば
海に投げます
リリースではありません
活きているうちに 捨てる
そんな考え方です
真鯛が釣れてリリースと言います
フグやベラが釣れれば 捨てる と言います
誰も ベラやフグを リリースなどとは言いませんね
これらの言葉は
自分にとっての価値観で
鯛は価値があるから リリース
自分にとって 必要ないから捨てる

人のエゴに感じます
この話はこのくらいにして

中通し竿のラーバーグリップが来ました
送料込み100cm 680円
全部で60cm位使いましたので
500円位でしょうか
竿が800円

合計 1300円の竿が完成しました



 








土曜日に弘前に買い物
やはり いつもの萬屋に行きますよ
今日の掘り出し物は無いかな。。
せっかくなので 妻にも探してもらいます
あのね。。。
掘り出し物は値札が違うんだよ。。
教えると
これは。。。1480円だけど。。。
さすが 掘り出し物には鼻が利く
メバリングの竿ですな
プロマリン製
2流メーカーだけど
ほとんど新品
竿の感じもとても良い
一番気に入ったのは
ロッドの表面が鮫肌のようにザラザラしている
雨の日とか雪の日とかに
竿にラインがくっつかないのですよ
カタツムリの表面がザラザラしているのは
ザラザラしていることで
汚れが付かないからザラザラしている
蓮の葉の表面を水の水滴が転がるでしょう
あれも 水の粒子より 葉のザラザラが
細かいので
葉っぱに貼り付けなくて 水が転がる
この原理で 住宅の外壁に応用したメーカー
が製品を出しましたね
汚れない外壁

サメの肌もザラザラ
している
普通で考えれば
海の中で泳ぐのに
ザラザラだと抵抗が掛かりそうですが
実は 鮫肌は水の粒子が入り込まない
そのため 鮫肌のザラザラの部分には空気があり
抵抗が減るのです
以前 水泳の選手が鮫肌のウエアーを着て
新記録続出してました
あれは サメからヒントを得ていたはず

この竿は本当にワサビを擦れるような
ザラザラが有ります



ガイドは安物でしたが
頻繁に使うのでなければ
竿の反発力がかなり良い
ガイドはだめならSICのと取り換えれば
良い話

速攻 買いましたよ
ネットで売値を見れば
大体5000円+送料


陸っパリの メバル アジなど
夜のルアー釣りには面白そうです
渓流のルアー釣りにも使えそうな感じでした







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