雪が降るとは思っていましたが
朝起きたら あ~~ら ビックリ!
雪は嫌いです 青森に生まれて
何十年 やはり 雪は嫌いですが
雪があるから良い面もかなりあるのです
昨年 雪がほとんどありませんでした
長年 生きてきて これほど楽な
冬を体験したことが有りません
今年は昨年の分も降ったような感じです
リンゴ農家の方から
雪が無いと選定作業が大変
はしごを掛けて切るので作業が
増えるとのこと
雪があると かんじき(スノーシュー)
を履いて雪の上で作業できるので
楽なようです
自然相手にしている仕事の人は
雪のありがたみが分かる
漁師も雪が多いと水温が上がりにくいので
夏場でも魚が動きます
米農家も 山に雪があるので
水不足になりにくい
山の上には 夏でも残雪が残ります
これが少しづつ溶けて
水不足を補ってくれています
津軽地方は 岩木山 八甲田山 白神山地
大きな山を背にしています
これらの山が 水を蓄えてくれて
台風などの南風の強風を防いでくれています
鯵ヶ沢は 西風は海から吹くので
防ぎようは有りませんが
それ以外の 風は岩木山と 白神山地が屏風のたてになり
風を防いでくれます
そのため 台風の被害は経験なし
ヤマセ(東風)も防ぐので ほかの地域より
気温も高いし寒くありません
自然相手の産業は 立地が良くないといけませんね
それから 面白いのは
昨夜の地震 先日もそうでしたが
弘前が震度3
鯵ヶ沢は全く揺れていない
多少は揺れましたが 体感的には
震度0.5くらい
そうなんです
太平洋側の地震は 揺れない
何故か分からないのですが
多分断層が有り
岩木山 や 白神山地の下に
地盤の境目があるのではないかと思うのです
そのため 振動が鯵ヶ沢の手前で吸収されているのでは。。
地元に長く住んでいますが
本当に災害が無い町
自然環境が良いのでしょうね
縄文時代から 町の高台には何か所も集落が存在します
人がたくさん生活するだけのインフラが
整っていたのでしょう
山が有り 砂浜が有り 岩場があり
川があり 平地が有り
飲み水も至る所にある
波を防いでくれる 湾があり
食べ物が一年中手に入る
人が生きるために必要な
飲み水
火を燃やすための焚き木
山菜 や 木になるもの
海藻 貝類 海水魚などの海産物
淡水魚(鮎 イワナ ヤマメ 鮭 鱒など)
クマ ウサギ 山鳥 雉 鹿などの獣
これらがすぐ近くのエリアに存在します
これらを採取する知恵が有れば
災害時にも
鯵ヶ沢の人たちは
死ぬことは有りませんね
非常事態の防災を考えるのであれば
縄文時代を人たちの生活の実践が
キーポイントになるのかもしれません
自然をあるがままに受け入れ
人間も自然界の一部分と考えて
上手く付き合うことが
これからの 生き方かもしれません
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