2021年6月10日木曜日

6/10 遊漁船

今日は 秋田からお越しの
藤島さんと 初体験 佐藤さん
船釣りもほとんど初めてのようです
道具も仕掛けも藤島さんからお借りして
挑戦ですよ

朝3時半出航
藤島さんに何を釣りますか?
根魚!
真鯛は?
要らないそうです
先日釣った真鯛を裁くと メスの卵に
アニサキスが大量に入っており
身も不味く店では使いたくないそうです
滅多にアニサキスは入っていませんが
たまにあるので 真鯛釣り 青物釣りの人は気を付けてください
アニサキスは
イワシなどの小型青魚やマイカに入っており
これを食べる 今の時期の 真鯛や青物 ヒラメなどに
入っています
鯵ヶ沢沖のように ほとんどイワシやマイカが居ない海域では
アニサキスの入っている魚は少ないですね
アニサキスを食べると
胃の粘膜に食いつき
すごい激痛と嘔吐があり
すぐに内視鏡のある病院に行ってください
内視鏡でアニサキスをつまんで取るそうです
私は経験ありませんが
知り合いの漁師が春に大きなヒラマサを釣って
親子で食べたところ
二人で アニサキスにやられたそうです
近所の胃腸科のドクターに取ってもらったそうですよ

色々な予防法はあると思いますが
私は 刺身の柵を光にかざしてチェックします
刺身はザク切にしないで
薄作りにおろすようにしていますね
フグの刺身のような感じですね
よく イカの刺身で素麺状に切りますよね
松前の知り合いの漁師の話では
虫切りのために
イカを細く切るそうです
こうすると アニサキスも切ることになるとのことで
漁師の知恵ですね
私も専門家でないので
参考にするくらいにしてくださいね
ちなみに
私がいつも釣っている 根魚でアニサキスは
見たことがありません
カサゴは全く寄生虫は居ませんね
素晴らしい魚です
以前は
大物でなければ魚でないという釣り師も多かったですが
釣る難しさが面白いと
ファンが増えています
魚自体も 刺身をはじめ 揚げ物 煮物
身持ちの良さ
近所におすそ分けがしやすい魚ですので
深場の魚が釣れない時は
浅場に行きましょうコールが多くなりました
確かに 私も長年釣りをしていますが
カサゴ釣りは面白い
掛けるまでの技術の差がでるので
やめられませんね

そんなことで
真鯛は要らないとのことで
迷わず
マゾイのポイントに直行
今日は仕掛けの巻き上げが軽い
こんな時は
潮が動いていない証拠
潮が動かないと何故に魚の活性が悪いのか。。。
魚はエラで海中の酸素を取り込みます
潮が動かないと海中に酸素量が減りますので
酸素不足を解消するために
動かない
泳ぐ魚は特に食いが悪くなります
水温が高いと海中の酸素量が減りますので
これからの季節 は厳しいですね
そのため 干満の差が多いと海中に流れができますので
酸素が増えます
高さのある 漁礁や根があると 潮がぶつかり
酸素が生まれます
今日の潮周りは
水位差のない長丁場の上げ潮
そのため 仕掛けを巻き上げても
流れが無いので
軽く感じるのです

やはり釣り始めても
先日のように 食いつきません
釣れてくるのは
小さいウッカリカサゴ
ならば
きつい漁礁に行きましょう
ここからピンポイントに釣りで
釣果を伸ばしました




ウッカリカサゴの 藤島さん 良型マゾイの 佐藤さん


マゾイのポイントでは 真鯛 青物は皆無
ある程度マゾイも釣りましたので
浅場に移動することに
しかし
カサゴもいつもの場所で釣れません
そのうち
浅場のもっと浅場で
ナブラが
ダブルでワラサが釣れて 大騒ぎ

佐藤さんも生まれて初めてのカサゴにご満悦


浅場で大きいアイナメも釣れだし







佐藤さん ワラサに大騒ぎでなんとか釣り上げ
オモシレー


もしかして。。。釣れない時の必殺ポイント
ここから皆さんカサゴ入れ食いが始まり
サイズもまずまず
暑くなってきて さすがに還暦メンバー
11時やめようか。。。終了です


 写真は三人分です 大物は少ないですが 結構な釣果ですよ
最近は毎回こんな感じで 皆さん満足しているようです
引きを楽しみたいなら 青物がたくさんいますので
そちらで楽しむのも良いかもしれません
真鯛は はっきり言って不味いです
覚悟の上狙ってください
鯵ヶ沢の市場では 先日の真鯛の相場 1kg200円
50cm真鯛が一匹200円ですよ ここから手数料引かれますから
水揚げしても儲けは有りませんね
真鯛釣りで漁師では生活できないのです

明日は出航 久しぶりに JIGER 漆沢さんが
私に戦いを挑んできていますので
私もルアーを駆使して やっつけてやりましょう
楽しみです。。。。




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