2020年8月3日月曜日

8/2  遊漁船 浅場で色々釣れ始めました

今日の乗船は東京からお越しの三上さん 
鰺ケ沢出身で帰省中

珍しく 一人乗船
私も骨休み 先週までは何日も出航
さすがに疲れますよ
一人で出航するのとは違いお客様がいると
精神的に疲れます
今の時期は鮎釣りもやっているので
下半身がガタガタ
腰は痛いし足のフクロハギはパンパン
足だけ見ればアスリート並みの筋肉
好きなことをやって疲れるなんて贅沢ですよ

(たしかに。。。。)
ストレスは全くないですね

遊漁船に乗る人は 魚を釣るのも一つですが
非現実を求めて
ストレス発散が目的の人が多いかもしれません

船に乗る人たちは職業も様々で十人十色
釣れない時間 が来ると
色々な話をしますね

遊漁船は接客業ですので
銀座のママのような誰にでも会話ができるような雑学が必要です
私の場合 色々な仕事も経験したので
どんな人でも話をすることができます
アルバイトも含めると
大まかに分けると
飲食業
医療関係
建築土建業
公務員関係
漁業
農業
小売業
海外貿易
製造業
宝飾業
電気関係

ほとんどの職種の人たちと会話ができます
そのほかには
趣味の世界もほとんど経験しているので
深くはやっていないものもありますが
ピアノ
ギター
油絵
将棋
囲碁
麻雀
トランプ花札
パチンコ
スキー
スノーボード
素潜り
キャンプアウトドア
車関係
バイク
生け花
ガーデニング
パソコン
ゴルフ
料理

まだまだありますがきりがないので割愛します
深くはないですが 広く浅く
知識はありますので
誰とでも会話ができますね
その中でも
釣りは

船釣り
渓流釣り(餌 ルアー フライ)
鮎釣り
磯釣り(クロダイ)
海 ルアー釣り

ワカサギ釣り
やっていないのが
ブラックバスとヘラブナ釣り
食べれない魚の釣りはやりませんね

本気で遊漁船をやるとなると
魚を釣らせるだけでなく
話を聞いて的確に返答する知識があると
船長に対する信頼度が増すと思います
今までいろいろな商売を経験して
今の遊漁船のポリシーができました

他の船がやっていないスタイルの遊漁船(ロックフィシング)
これには理由があります
鯵ヶ沢沖は陸から水深50mラインは ほとんど岩礁地帯
赤石漁港沖から車力漁港沖までが
鰺ケ沢漁協の管轄海域
距離にすると
海岸線 30kmほどあり 水深50m以内は
岩礁とカベ状の岩盤
沖合3km×30km
これらのエリアがすべてロックフィシングの釣り場になります
このエリアのポイントは ほとんど細かく 情報がありますので
時期に応じて ポイントを変えることができます

このようなことから
商売の鉄則
誰もやっていない(ロックフィシング専門遊漁船)
エリアに競争相手がいない
土地の利(真似しようとしても広大な岩礁地帯が無い)
これにリピートが多いこと
京都での老舗になると
イチゲンさんお断り
ありますよね
何故か・・・
飛び込み客はほかの店にも飛び込むので
商売が安定しないのです
遊漁船は特にこれが謙虚に出ます
ほとんどの船は常連さんがいて
この人たちが知り合いを連れてきて
ネズミ算式にお客さんが増えますが

しかし 魚を釣らせてくれない
高慢な船頭
船にトイレが無い
船が汚い
話が面白くない

お客さんはこれらに当てはまる船から離れていきます
最近感じていることは
お客さんはネットやテレビで
最先端の釣りを勉強しています
船頭がこれに対応していないと
「あの船頭は 30年前の釣りしかやらせてくれない」
そんなことになります
年配のお客さんを相手にするのであれば
それでも良いのでしょうが
若いお客さんが増えなく
お客さんが年々歳をとり 尻すぼみになります

年配のお客さんでも
若い人のまねをしている人なら良いですが
タックルも30年前のまま
釣りも昔の釣り方のまま

そんな釣り人は そのうち乗る船が無くなります
仕立ての船で皆さん同じ釣りをするのなら良いのでしょうが
乗合船になると
仕掛けも違う ポイントも違う
タックルも違う
やはり乗る人も最先端の釣りに自分も合わせないと
乗船拒否されてしまいます

そのため 同じような釣りをする人たちが
常連になるのだと思いますね

雑話はこれまでにして

4時出航
真鯛を釣りたいとのことで
真鯛ポイントに走ります
しかし潮が異常に早い
釣れないのと釣りにくいので浅場に移動

カサゴのポイントでも潮が早く釣りにくい
そのうち三上さんにヒット!
オバルクリーンになんと真鯛が
カサゴ狙いで真鯛が釣れる季節になりました
何故かグリーンのオバルは
真鯛に相性が良いのです





そのほかに40cmアイナメも釣れ
今度はカサゴの釣り方を伝授
始めのうちは私が入れ掛かり
不思議そうにしています



慣れてくるとカサゴが釣れ始めて
12時終了
下の釣果は私の釣果
青物も50cmほどになり
食べても美味しくなりました
これからの釣りの予定は
サビキ釣りと一つテンヤの釣りをやろうと思います
真鯛なら一つテンヤが面白いと思います
皆さん今度船に乗る人は
エビと一つテンヤ忘れないように
潮が早いので重いタイプのものが良いと思います
私もオバルジグで一つテンヤを作成しようと思っています
釣れれば楽しいですね

イナダ以外 三上さんに全部プレゼント
絶対手ぶらでは返しません

これが私のポリシーです



2 件のコメント:

  1. 第二威風丸佐々木さん
    昨日は、楽しい1日ありがとうございました‼️
    海釣りにはまり約5年。地元の日本海で船釣りができて真鯛が釣れて、2年越しの夢が叶いましたm(_ _)m
    84歳の親父は、鯛のあら汁もカサゴもアイナメも美味しいと食べてくれました❗
    明日には東京に戻りますが、鰺ヶ沢町での楽しかったことを思い出しながら頑張ります❗
    これから夏本番で暑くなりますが、佐々木さんもお体にご自愛ください。また、帰省の際はよろしくお願いします❗

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  2. 楽しんでいただき とても嬉しいです 帰省の折には またご利用ください
    道中お気をつけてお帰りください またお願いします

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