2025年5月9日金曜日

2025 5/9 遊漁船 すべての魚がストライキ決行中

 本日のメンバーは

弘前市から西川さん

大鰐町から成田さん2人

五所川原市から杉山さん

4人で出航です

今日は 釣り日和の最高の天気

なんか。。。嫌な予感がする。。

朝4時出航 海はべた凪

まずは 漁礁から攻めますよ

攻めますが 釣れない。。なんか。。釣れる気がしない

何回か移動を繰り返し

最近やっていないポイントを流します



成田さんに大きいマゾイがヒット!
本人は 真鯛が釣りたかったようですが
これはこれで 高級魚
これはキツネメバル
青森ではこの魚をマゾイと呼んでいますが
マゾイという魚は存在しません

似た魚で クロソイが居ます
見た目がかなり同じで
これにちなんで マゾイと呼ぶようになったのかもしれませんね
マゾイも2種類いて
体に縦縞模様がないのがキツネメバル
模様があるのがタヌキメバル
どちらもメバル属
クロソイとは全く違います
値段も市場価格で同じ大きさなら
3倍近く違います
春の時期は魚が多いのと連休明けで 需要がないので
値段が下がります
網取れの値段ですので 釣りは少し高くなります
今の時期ならば
クロソイが1kg300円くらい
マゾイ1kg1000円くらい
45cmほどの魚がこんな値段で取引されているのです
真鯛も 状態の良いもので1kg500円くらい
50cmほどの真鯛が500円
ヒラメも1kg500円くらい これも50cmくらいなものです
真鯛は まだ産卵が始まっていないのでそれなりに美味しいですが
5月の中旬頃から産卵が始まり 産卵後
一年で一番まずい真鯛になります
このころから誰でも釣れる真鯛になるのです
荒食いを始めますから
美味しくなるのは9月以降ですね
産卵後の真鯛は価値がほとんどなくなり
市場でも大量に上がると
とんでもない安値になり 漁師は大漁貧乏 市場に水揚げすると
逆に箱代 氷代 手数料を取られると
お金を組合に払わないといけないことになるのです

なんちゃって漁師の皆様
今の時期真鯛をたくさん釣っても漁師として成り立ちませんので
誰も釣れない時期値段の高い時期に釣れる釣り人になって下さい
しかし釣り人にとって
今の時期の真鯛は 確かに釣って楽しいです
最近 遊漁船に乗船する人たちは
真鯛と騒ぐ釣り師の年代がはっきり分かれています
大体 65歳以上の人たちが真鯛と騒ぎますね
年々 釣り人も年齢が上がりますので
あと5年もすれば
真鯛と騒ぐ釣り人はかなり減るかもしれません

若い人たちが釣りたがるのが
ヒラメ アマダイ マハタ キジハタ 本カサゴ ウッカリカサゴ
マゾイ ヒラマサ 太刀魚 サワラ
こんな感じですね
引きを楽しむより 美味しい魚 
釣るのが難しい魚に
シフトしているように感じます
遊漁船も 若い人たちに合わせた釣りを勉強していかないと
これらを釣らせてくれる船に移ってしまいますね

仕掛けも メタルジグ ビンビンスイッチ タイラバ ジグワーム
これらが主流
昔の釣りも確かに面白いものもありますが

スマホが便利なのにかたくなに
ガラケーを使う人たち
パソコンが便利なのにひたすら昔のワープロを使う人たち

気持ちは分かりますが
スマホには電話機能のほかにパソコン機能があります
ガラケーになぜにこだわるのかわかりません
パソコンには ワープロ機能があるのに
なぜにこだわるのかわかりません
釣り人も デジタル世代とアナログ世代がいて
その境目が今年は65歳のような気がします

私は一応 新しいものが好きなタイプですので
パソコンもウインドウズ98から始めています
今年で27年やっている計算になります
スマホも早くに切り替えたので
それなりにはできます
最近は スマートウオッチもやってますので
年齢的には最先端かもしれません

まずはやってみて否定するのなら納得しますが
やる前から否定する人も多い
釣りも若い人たちの釣りを見て
教えてもらい真似をする
ここから始めるのが大事と感じます

釣り船も昔の釣りをさせてくれる船がほとんどなくなりました
国は遊漁船を減らす方針のようです
その一環で 規制を厳しくして
先日の 特定操縦免許に関しても
この試験に合格できないようでは遊漁船は無理ですよ
業務規定をきちんと書いて
ブログ等に掲載できなければ 遊漁船の営業はだめですよ
船に位置情報の機器や無線設備がないと 営業はだめですよ
これらを見ると
パソコンが出来なければ書類を作ることも
掲載することもできません
なんとなく
アナログの船長に不利な条件にしているかもしれません

私の場合先日の海上保安庁の臨検もスムーズにクリアできたので
この先 健康であれば 遊漁船は続けることができるかもしれません

釣り人も遊漁船に長く使うのであれば
あっちこっちの船に乗るのではなく
ある程度決めておかないと
乗せてくれる船が無くなるかもしれません

やはり遊漁船も商売ですので
「一見さんお断り」
京都の料亭でよく使う言葉ですが
始めて店に来るときは常連さんの推薦がないと店には
入れれません
今の時代 噓でしょうと思うかもしれませんが
常連さんが推薦するのであれば
人間として大丈夫ということでしょう
店にしても長く使ってもらえる人と考えます

口コミで あっちこっちの店に行き
評価する人たちがいますが
店にしてみれば
この先来ることのないお客さんの一言で
店の評判を下げられるくらいなら
来てもらわないほうがありがたい

「一見さんお断りの」本音です
私の船も常連さんには無理もしますし
穴場に釣れていきます
何回か乗ってもらえば 釣り人の性格 相性も分かりますし
長く付き合えるかもわかります

時代的に
お客だから お金を払っているんだから
乗ってやる
こんな人たちはいずれ船に乗せてもらえなくなる日が来るかもしれませんね
これからはお客を選ぶ時代になるような気がします

 

西川さんにも良型マゾイ これはタヌキメバルですね


今日はギブアップです
自分の持てる知識をフルにつかいました
浅場 漁礁 深場のアマダイポイント
穴場 すべて回りましたが
どこも当たりすらない状態
ウッカリカサゴは行く先々で数匹ずつ釣れましたが
年に何回かの釣れない日でした
釣り日和は釣れない ジンクスは生きていましたよ
11:30終了
12時接岸
皆様 クルージングありがとうございました
日光にたくさん当たって
ビタミンDが生成されて骨が丈夫になりましたね

こんな風に考えると
健康のために船に乗ったんだ
病院代を考えれば 安いもんだ。。
釣れないときの遊漁船は
健康のために乗るのです
へへへへへ。。。

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