2025年5月24日土曜日

2025 5/24 遊漁船 大型クーラー正解でした

 本日の乗船は

弘前市から 桜庭さんご夫婦 相福さん

青森市から 三上さん 佐藤さん

大館市から三沢さん

6人で出航です

朝4時皆さん 出航準備

なぜか 皆さんのクーラーボックスが大きい

前日 大きいクーラー持ってきてください~~~

告知 果たして どうなったでしょうか

準備万端で 出航

南東の風が多少吹いてますが

まずまずの釣り日和

いつもの漁礁に向かいます



到着して
釣り開始!
ここから 恐ろしいことが始まります

皆さん一斉にロッドが曲がります
ドラグはギーギー 
船長としては嬉しい反面
取り込みが大変です
今日のメンバーは常連さんが多いので
自分たちで魚の締め方や
取り込み後の網からの魚の出し方は教えてますので
危険な針の外し方をしないと思いますが
暴れる魚は
一つ間違えると朝一番で
港に帰ることになりますよ
こうなると
本日の釣りは終了となります
ケガをした人が乗った人全部の料金を支払うことになります
これは日ごろから話しているので
皆さん上手く処理してますよ

私が推奨しているやり方は
取り込み後
網には針が絡まっています
これを手で外そうとする人が結構います
これは大きな間違いです
この時に 指に針が刺さる人がほとんどです
まずは
プライヤーで網の中の魚に刺さっている針を外してしまいます
そのあとにジグを網から外してください
魚が網に絡んでいない場合は

フィッシュグリップで魚の口をがっちり掴みます
この後プライヤーで外します
すべての魚をこの動作で行うことで
針の指刺しトラブルが減ります
指や手に針が刺さると
針に返しがあるので 引っ張っても抜けません
人間の体は 上手くできていて
針など刺さると
外部から細菌が入らないように瞬時に針などを締め付けます
そのため引っ張っても抜けません
無理に引くと 神経など傷つけて
後遺症の原因になります

ふつうは刺したまま病院に行くのが正解ですが
できるだけ早くに処置するのが
悪化を防ぐことができます
そのため 私の船には緊急用の医療セットが積んであります
比較的浅い症例などは
私が処置することがあります
あくまで応急処置なので
処置後に熱が出たり痛みが引かない場合は病院に早めに行くように
お知らせしてしています

これは参考までで 自己責任ですので
真似はしないでください
指などに針が貫通した場合
針の根元をニッパで切ります
船にそれ用に積んでいます使うときはアルコールで拭いてから
作業します 
ニッパで切った針の針先をつかみ 針のカーブに合わせて
引き抜きます
返しがあるので逆向きには絶対抜かないでください

抜けたらすぐに傷をアルコール手拭き(百均の物でOK)船に常時積んでます
欠損部を抑えて細菌を殺します
ほとんどの菌類はアルコールの中では死滅します
そのあと 傷口に黴菌が入らないように
瞬間接着剤を傷口に塗り
その上からテッシュペーパーを張ります
この動作を2回
紙を剥ぐと接着面だけが残ります
その上から接着剤を再度塗り 固めてしまいます
人口のかさぶたを作るのです
時間が立てば自然に励ますので大丈夫です
カットバンなどは細菌が入りやすいので
水を使う作業には向きません

これで終了です
細菌が体に入ると熱がでます
痛みがひどいときも細菌が入っている可能性が高い
このような症状が出たら
すぐに寄港 病院に直行

あくまでも自己責任でお願いします

私も仕事柄 手をケガをすることが多く
病院からの仕事がほとんどでいたので
細菌 抗菌の知識は必要で
ケガをして仕事をやめるわけにもいかず
このような処置法をしたわけです
おかげさまでこの方法で悪化したことも無く
メリットは糸で縫っていないので
傷跡が残りません

船の上でいつ病気やケガが出るかもしれません
いくら応急箱があっても
使いか方がわからなければ
ただの箱です
起こる可能性が高い疾病を予測して
予防することも 遊漁船の船長は必要です
まして 病院から遠い釣り場での遊漁は
ケガなどをしたら命にかかわります

私の遊漁船は 鰺ヶ沢の町中に近い漁港ですので
つがる総合病院まで車で5分
ドクターヘリも降りることができる場所ですので
緊急時の対応はほかの船よりは
優れていると思います
漁港から釣り場まで15分ほどのところで釣りをしているので
緊急時は 電話で救急を呼び
漁港に待機してもらえれば 早期に対応でき 救命率が格段に上がります

遊漁船を利用している人たちも
自分は大丈夫という 都合の良いことは考えないで
もしもの時 常にこれを考えて行動することをお願いします

ワンポイントも終わりです
とにかく 大真鯛が釣れまくり
ワラサ ブリまで釣れました
5時までで皆さんのクーラーボックスは空きが無くなり
このままでいけば6時に寄港しなければならない状態

三上さん笑いが止まりません


ブリですね 顔だし禁止命令が出てます



桜庭さんも今季初 楽しそうです


三上さん今度は ウッカリですか



三沢さんも絶好調


なんと 良型ウッカリダブル 桜庭さん


桜庭さん奥様も 良型水草カレイ








これ以上はクーラーの余裕がないということで
浅場に 本カサゴ 乗っ込み大ヒラメ狙いに行きましょう

本カサゴも順調に釣れて
一匹目の 乗っ込みヒラメ70cm


三沢さん 浅場に来てまでも
大真鯛80cm



顔出し厳禁さん
80cmヒラメ



相福さんも大真鯛に大騒ぎ


顔出し厳禁さんのクーラーボックス
下には魚だらけ
ボックスの蓋がヒラメででできてますね


相福さんのクーラーボックス



皆さんのクーラーも同じような感じですので写すのをやめました

 クーラーに入る隙間もなくなり

11時30分終了

12時防波堤に到着終了しました

船からクーラーボックスを上げるのに

重くて大変

ここまで重いクーラーボックス群は初めての経験でした

皆さん 大ヒラメ釣りたいと騒いでいましたね

釣れすぎで皆さん 魚の処理大変でしたでしょうね

また来てくださいね


 





2025年5月23日金曜日

2025 5/23 お知らせです

 鰺ヶ沢沖では乗っ込みが始まっています

昨日もクーラーボックスが小さすぎて

大変でした

大きめのクーラーでお願いします

昨日の大物サイズは

ブリ100cm ワラサ60cm多数

ヒラメ 85cm

真鯛70cm~平均サイズ50cm~60cm多数

明日もこんな釣果になるかと思います

釣れれば大物 


5/24はキャンセルが出て1人空きがあります

5/25は 強風ヤマセと雨で中止の予定です


乗船予定の人は

よろしくお願いします


2025年5月22日木曜日

2025 5/22 遊漁船 でた~~モンスター

本日の乗船は

弘前市から 太田さん 福島さん

大館市から 秋本さん 田中さん

4人で出航です

朝4時出航

沖は南東の風 まずまずの釣り日和

まずは いつもの漁礁から


6時ころから雨が降り出し
寒いです
天気予報ではそんなに降る予報ではなかったのですが
11時ころまで雨 


福島さんにブリですね
乗っ込みが始まり
真鯛 ワラサが入れ食い状態

次々釣れる 大真鯛に皆さん大騒ぎ




クーラーに魚が入らなくなり
もうそろそろ浅場に本カサゴ釣りに行きましょう
これが大正解
今の時期 浅場に大ヒラメが乗っこむのです
70cm以上の大ヒラメはなんといっても
エンガワが絶品
食べたことのある人は少ないかと思いますが
カワハギの肝醤油の刺身に近いです
私は個人的には
大アジのタタキ カワハギの肝醤油の刺身
ヒラマサの刺身 本メバルの煮つけ
そしてヒラメのエンガワの刺身
アオリイカ ケンサキイカ ヤリイカの刺身
シロギスの天ぷら
キジハタ マハタ 本カサゴの熟成刺身
アマダイの松笠揚げと刺身
水草カレイの一夜干しの塩焼

この辺が一番好きですね

最後の最後に 浅場の乗っ込みヒラメ85cm
おめでとうございます




帰りに
この料金で本当にいいんですか。。?
安すぎますよ。。
嬉しいお言葉を頂きました

良いんですよ。。船の借金も無いし
子供たちも独り立ちしてますし
奥様も働いているので
この料金で大丈夫です
皆さんに喜んでもらうのが一番嬉しいですから
歳をとると お金の執着が無くなります
あと何年釣りができるか 遊漁船がやれるか
一番は健康寿命を延ばすことが一番の宝物です

雨の中皆さん頑張ってくれました
今度来るときは大きいクーラー持ってきてくださいね
12時寄港しました


2025年5月17日土曜日

2025 5/17 遊漁船 真鯛祭りクーラー満タン

本日の乗船は

大館市から 三沢さん 北秋田市から 佐藤さん

この二人は前回坊主に近い釣果を叩き出して

帰りの船からラインで予約を入れた驚くべき人達ですね

よほど悔しかったのだと思います

弘前市から 成谷さん 笹さん木村さん

平川市から田中さん

6人で出航

朝4時沖に出ます

海は凪でね 潮回りも 仲間からの情報も良いですので

間違いなく釣れるはず

出航前に皆さんに何が釣りたいか聞くのが恒例になってます

鰺ヶ沢沖はポイントの種類も多く

浅場の岩礁地帯なら本カサゴの数釣り 

浅場の砂地なら マゴチ ヒラメ シロギス

漁礁周りなら ヒラメ 真鯛 マゾイ キジハタ マハタ アイナメ

ヒラマサ ワラサ ウッカリカサゴ メバルなど

魚種も多彩

深場はほとんど砂地なので アマダイ レンコ鯛 チダイ 

水草カレイ 太刀魚 サワラ マグロ サバ 大アジ

中深海なら ウスメバル ノドグロ マグロ

うちの船は 中深海の釣りはやっていないので

他の船で狙う形になります

大体 浅場は水深5mから

深場は100mまでの釣りになります

そのため

釣り魚に応じて 仕掛けタックルが変わりますので

皆さん旅行に行くんですか?

たくさんの荷物を持ち込みます

8人まで乗れるのですが

荷物と人で 船のデッキは狭くなり

窮屈な釣りになるので 6人に制限しているのです

貸切ならば 仲間が皆さん知り合いですので

クーラーも共有できたりするので

貸切のみ8人まで乗船OK


皆さんはわがままで

真鯛は入れ掛かり状態ですよ。。平均サイズは60cmから70cmですよ

答えは。。朝一番で真鯛1匹だけでそのあとはヒラメと根魚

ある程度数が揃ったら

深場でアマダイも狙いたいとのこと

なんとわがままな お客さんでしょう

これを叶えるからダメな船長なんでしょうね


今の時期の乗っ込み真鯛のポイントに一直線

このメンバーなら 腕がいいので

魚が居ればすぐに掛けてくれるはず

釣れれば船長の仕事は完了です

皆さんに

「魚は居ますよ 釣れないのは腕のせいで 

船長のせいではないですからね」

これができるのです


ポイントに着いて 

始めてください

真鯛は船の真下にウジャウジャいますよ

話した途端

同時にロッドが何人も締めこまれます

網入れしている暇がないので

自分で取り込んでくださいね

うちの船にはたも網が5本積んでいるので

私がやらなくても セルフサービスで

仲間で取り込んでくれて

非常に助かります

大物真鯛が次々釣れるもんですから

そのうち 70cm真鯛逃がしますよ~~~

それなら私がもらいます

釣れすぎると 誰ももらわないので

こんなことがざらにあります

今の真鯛は 産卵前で

卵 白子がパンパン

まだ美味しく食べれますが

産卵が終わると 

急にまずくなります

こうなれば 誰ももらいません

産卵後はできるだけ 根魚やアマダイに釣りをシフトするのです

この後も 真鯛が釣れ続けて

皆さん クーラーに真鯛が入りません

真鯛はもういらないです~~~

アマダイのポイントに行きませんか?

網も少なくなってきたので

できる場所があるかもしれませんから

偵察に行きましょうか


何とか 定置網なない場所もあったので

久しぶりにせめて見ます


深場でもやはり 真鯛ですね


前回のリベンジ完了三沢さん

深場の潮の流れ方を見るのに
ちょこっとジグを下すと
中層で釣れてしまいました
人生初の 60cm真鯛と45cm真鯛のダブル
長年釣りをやっていますが
このサイズのダブルは初めてです
かなり 引きましたし 重かったですが何とか釣りあげました







イルカが入ってきました
船の回りは数えきれないくらい跳ねてましたよ




アマダイは釣れず その代わりに
大きい水草カレイが結構釣れました
大きいのは40cmオーバー
産卵前で お腹にはたまご白子がパンパンで
塩焼が美味しい 刺身も食べれます
 活きの良いうちは美味しくありません
一晩 薄い塩水に浸して
次の日 1日干してか焼いて食べるのが絶品です
大きい水草カレイのポイントがわかったので
次回は専門の仕掛けで水草カレイの数釣りがしたいですね

本日の 釣果は みなさん クーラー満タン
マゾイ ウッカリカサゴ 本カサゴ ワラサ
水草カレイ こんな感じで
最後に浅場でヒラメを狙いましょうか

しかし 大真鯛がここでも釣れちゃいます
本カサゴも釣れましたよ

11時半 終了
12時着岸
楽しい大漁日になりました
船からクーラーを上げるのにも重すぎて
皆さん2人掛かりで持ち上げていました

真鯛はもういいです~~~
そんな声も聞こえました
わがままなんだから。。。。
2~3日すれば
又 船に乗りたくなるので
釣りですから





2025年5月9日金曜日

2025 5/9 遊漁船 すべての魚がストライキ決行中

 本日のメンバーは

弘前市から西川さん

大鰐町から成田さん2人

五所川原市から杉山さん

4人で出航です

今日は 釣り日和の最高の天気

なんか。。。嫌な予感がする。。

朝4時出航 海はべた凪

まずは 漁礁から攻めますよ

攻めますが 釣れない。。なんか。。釣れる気がしない

何回か移動を繰り返し

最近やっていないポイントを流します



成田さんに大きいマゾイがヒット!
本人は 真鯛が釣りたかったようですが
これはこれで 高級魚
これはキツネメバル
青森ではこの魚をマゾイと呼んでいますが
マゾイという魚は存在しません

似た魚で クロソイが居ます
見た目がかなり同じで
これにちなんで マゾイと呼ぶようになったのかもしれませんね
マゾイも2種類いて
体に縦縞模様がないのがキツネメバル
模様があるのがタヌキメバル
どちらもメバル属
クロソイとは全く違います
値段も市場価格で同じ大きさなら
3倍近く違います
春の時期は魚が多いのと連休明けで 需要がないので
値段が下がります
網取れの値段ですので 釣りは少し高くなります
今の時期ならば
クロソイが1kg300円くらい
マゾイ1kg1000円くらい
45cmほどの魚がこんな値段で取引されているのです
真鯛も 状態の良いもので1kg500円くらい
50cmほどの真鯛が500円
ヒラメも1kg500円くらい これも50cmくらいなものです
真鯛は まだ産卵が始まっていないのでそれなりに美味しいですが
5月の中旬頃から産卵が始まり 産卵後
一年で一番まずい真鯛になります
このころから誰でも釣れる真鯛になるのです
荒食いを始めますから
美味しくなるのは9月以降ですね
産卵後の真鯛は価値がほとんどなくなり
市場でも大量に上がると
とんでもない安値になり 漁師は大漁貧乏 市場に水揚げすると
逆に箱代 氷代 手数料を取られると
お金を組合に払わないといけないことになるのです

なんちゃって漁師の皆様
今の時期真鯛をたくさん釣っても漁師として成り立ちませんので
誰も釣れない時期値段の高い時期に釣れる釣り人になって下さい
しかし釣り人にとって
今の時期の真鯛は 確かに釣って楽しいです
最近 遊漁船に乗船する人たちは
真鯛と騒ぐ釣り師の年代がはっきり分かれています
大体 65歳以上の人たちが真鯛と騒ぎますね
年々 釣り人も年齢が上がりますので
あと5年もすれば
真鯛と騒ぐ釣り人はかなり減るかもしれません

若い人たちが釣りたがるのが
ヒラメ アマダイ マハタ キジハタ 本カサゴ ウッカリカサゴ
マゾイ ヒラマサ 太刀魚 サワラ
こんな感じですね
引きを楽しむより 美味しい魚 
釣るのが難しい魚に
シフトしているように感じます
遊漁船も 若い人たちに合わせた釣りを勉強していかないと
これらを釣らせてくれる船に移ってしまいますね

仕掛けも メタルジグ ビンビンスイッチ タイラバ ジグワーム
これらが主流
昔の釣りも確かに面白いものもありますが

スマホが便利なのにかたくなに
ガラケーを使う人たち
パソコンが便利なのにひたすら昔のワープロを使う人たち

気持ちは分かりますが
スマホには電話機能のほかにパソコン機能があります
ガラケーになぜにこだわるのかわかりません
パソコンには ワープロ機能があるのに
なぜにこだわるのかわかりません
釣り人も デジタル世代とアナログ世代がいて
その境目が今年は65歳のような気がします

私は一応 新しいものが好きなタイプですので
パソコンもウインドウズ98から始めています
今年で27年やっている計算になります
スマホも早くに切り替えたので
それなりにはできます
最近は スマートウオッチもやってますので
年齢的には最先端かもしれません

まずはやってみて否定するのなら納得しますが
やる前から否定する人も多い
釣りも若い人たちの釣りを見て
教えてもらい真似をする
ここから始めるのが大事と感じます

釣り船も昔の釣りをさせてくれる船がほとんどなくなりました
国は遊漁船を減らす方針のようです
その一環で 規制を厳しくして
先日の 特定操縦免許に関しても
この試験に合格できないようでは遊漁船は無理ですよ
業務規定をきちんと書いて
ブログ等に掲載できなければ 遊漁船の営業はだめですよ
船に位置情報の機器や無線設備がないと 営業はだめですよ
これらを見ると
パソコンが出来なければ書類を作ることも
掲載することもできません
なんとなく
アナログの船長に不利な条件にしているかもしれません

私の場合先日の海上保安庁の臨検もスムーズにクリアできたので
この先 健康であれば 遊漁船は続けることができるかもしれません

釣り人も遊漁船に長く使うのであれば
あっちこっちの船に乗るのではなく
ある程度決めておかないと
乗せてくれる船が無くなるかもしれません

やはり遊漁船も商売ですので
「一見さんお断り」
京都の料亭でよく使う言葉ですが
始めて店に来るときは常連さんの推薦がないと店には
入れれません
今の時代 噓でしょうと思うかもしれませんが
常連さんが推薦するのであれば
人間として大丈夫ということでしょう
店にしても長く使ってもらえる人と考えます

口コミで あっちこっちの店に行き
評価する人たちがいますが
店にしてみれば
この先来ることのないお客さんの一言で
店の評判を下げられるくらいなら
来てもらわないほうがありがたい

「一見さんお断りの」本音です
私の船も常連さんには無理もしますし
穴場に釣れていきます
何回か乗ってもらえば 釣り人の性格 相性も分かりますし
長く付き合えるかもわかります

時代的に
お客だから お金を払っているんだから
乗ってやる
こんな人たちはいずれ船に乗せてもらえなくなる日が来るかもしれませんね
これからはお客を選ぶ時代になるような気がします

 

西川さんにも良型マゾイ これはタヌキメバルですね


今日はギブアップです
自分の持てる知識をフルにつかいました
浅場 漁礁 深場のアマダイポイント
穴場 すべて回りましたが
どこも当たりすらない状態
ウッカリカサゴは行く先々で数匹ずつ釣れましたが
年に何回かの釣れない日でした
釣り日和は釣れない ジンクスは生きていましたよ
11:30終了
12時接岸
皆様 クルージングありがとうございました
日光にたくさん当たって
ビタミンDが生成されて骨が丈夫になりましたね

こんな風に考えると
健康のために船に乗ったんだ
病院代を考えれば 安いもんだ。。
釣れないときの遊漁船は
健康のために乗るのです
へへへへへ。。。

2025年5月6日火曜日

2025 5/6 遊漁船 釣り日和なのに。。激シブ

 本日の乗船は

大館市から三沢さん 北秋田市から佐藤さん

弘前市から 田中さん 相福さん

大鰐町から佐藤さん 平川市から森内さん

6人乗船です

前回 大漁でしたので 迷わず 前回のポイントにまっしぐら

朝4:00出航

海は凪ですね 久しぶりの釣り日和

しかし。。。

今までの経験では

「釣り日和は。。釣れない」

果たして ジンクスを払拭できたのでしょうか

前回のポイントに到着

すぐに入れ掛かり状態に突入!

「あれ?。。」

おかしい

一向に誰にも釣れません

たまに メバル マゾイ 

カサゴも釣れません

予定では 大ヒラメ 大真鯛が 釣れまくるはず

写真撮りで忙しいはずでしたが

小物で写すのも釣り人に失礼

さすがにしびれを切らし

いつもの漁礁に行きませんか

常連さんが発言

ならば行きましょう

漁礁で攻めますが

此処もやはり釣れません

たまにマゾイ ウッカリカサゴ

常連さんも 釣れないときは どこも釣れないのですね

ちょうど潮回りが ド干潮

これでは魚は食いません

だんだん上げ潮に変わるので

そのあと食いだすはずですよ

上げの7分で 朝のポイントに戻ります

皆さん 観念したのか

違うポイントに移動しましょうと 言いません

ひたすら 食いが立つのを待っています


そして 食いが立つ合図が

相福さんのダブル根魚から始まりました




今季初 乗船の森内さん
大きくはないですが 記念に一枚


本日の大物賞
良型真鯛の田中さん

昨年度から 写真を撮るとき
できるだけ ぶら下げて撮るのをやめています
見た目が美しくないし
なんとなく魚に失礼な感じがします
命を頂くのですから
獲物に最大限の敬意をこめて写真も映したい
持ち方としては
棘のある魚が多いので
左手でフィシュグリップを握り
右手で手のひらで肛門のあたりを乗せる
ここは棘が無いので
どんな魚も大丈夫なはず
田中さんの持ち方 美しいでしょう
綺麗に映ると 釣りも上手な感じがします



佐藤さんも真鯛のほか根魚も結構釣れてました
癖なのか尻尾をつかんで写します
上と比較して
どちらの写真が美しいでしょうか


相福さんは 今日は大物真鯛を釣る予定だとの話
しかし 釣れてくるのは大本カサゴやマゾイがほとんど
最後まで粘りましたが
結局真鯛は釣れず
本人いわく
腕が悪いのか 仕掛けが悪いのか 普段の行いが悪いのか
悩んでいました



一番悲惨だったのは
秋田からお越しの 三沢さんと佐藤さん
坊主に近い釣果で
佐藤さんは 8時間近くで釣れたのは
小さな手のひらマゾイ1匹
三沢さんも朝一番でメバルを釣ったので
今日はやってくれるかな
最後までほとんどめぼしい魚は無し
真鯛の顔を拝めたのは
乗船者の半分だけ
船の場所が悪いのか 仕掛けが悪いのか
みんなが釣れなければ 船長のせいにしてもいいのですが
今回は私のせいにはできませんね
私もちょこっとだけ釣りをして
50cm真鯛を釣れたので
佐藤さんにマゾイと真鯛をお土産にプレゼント
手ぶらで秋田まで帰すわけにはいきませんからね

なぜか船が防波堤に着く前に
三沢さんと佐藤さんがラインで次回の予約をしていました
商売的には
釣れたほうが良いのか釣れないほうが良いのか
難しいですね
人間 悔しいのは
みんなが 釣れないのではなく
自分だけ釣れない
これが一番悔しいのかもしれません

船長は ひたすら釣れる場所に船を走らせていますが
誰でも釣れるわけではなく
仕掛けの相性
アクションの仕方
今日の真鯛はほとんど船の真下の浅い場所で食っており
海底ばかり攻めて根魚を釣っている人には
真鯛は釣れませんでした
現に 相福さんは根魚大漁でした
だから真鯛が釣れなかったのかもしれません
真鯛は 海底から船の真下まで
釣れますから
すべての深さを探ることが大事です
釣れた深さをしつこく責める
浮袋のある魚ですので
水圧が変化すると浮袋の調整ができなくなり
そのため 上下にどこまでも追いかけては来ません
それを頭に入れて攻めるのがコツですね

今日釣れたのは 真鯛 本カサゴ マゾイ メバル
佐藤さんが60cmほどのワラサを釣りました太っていて美味そうでしたよ
ホウボウなど
それにしても最近 アイナメが釣れなくなりましたね
海が変わってきているのでしょうか

11時半終了 寄港
12時無事到着しました

潮回りで 前回釣れたから 今回も釣れるとは限りません
やはり 仕掛けの種類 色を多く持っている人は
釣れてます
高い 安いは関係なく
ダイソージグでも改良すれば結構釣れますよ
1個 200円で 60g~80g買えますから
自分で改造して使うのも楽しいと思います
私は
ダイソージグの80gのシルバーを蛍光テーブを
ゼブラ模様にして
コーティングに
百均のネイルの透明コーティングを塗ってます
速乾性で
重ね塗りもできます
乾いた後も透明性が高いので
素人でも十分使えます
夜光テープはダイソーでも売ってますので
ハサミで切って使えばOK

次は 5/9と5/10の予定がありますね
予報では良さそうな天気
5/11は風が吹きそうですね
予約は入れないでください




2025年5月2日金曜日

2025 5/2 遊漁船 乗っ込み始まりました

 本日のメンバーは

弘前市から 青山さん 成田さん

青森市から吉田さん

つがる市から對馬さん

五所川原市から成田さん

平川市から八木橋さん

6人乗船です

悪天候で中止が多いですが

今日は東風が強そうですが

陸から吹くので浅いポイントなら風裏ですので

釣りになりそう


前日は

鰺ヶ沢の公民館で近隣の遊漁船の船長向けの講習会がありました

昔に免許を取った人は特定免許が付いてきたのですが

知床の遊漁船の事故がありまして

来年の3/31までにこの講習を受けて

午後にテストをして合格しなければ

来年の4月以降 船にお客を乗せてお金をもらう行為ができなくなります

釣りだけでなく上記の行為に対してすべてです

昨年から各地で講習会は行われてきたのですが

組合にも何人か講習が必要な人がいたので

漁協が人数を集めて行うこととなりました

この講習は漁協所属の人たちのみでしたので

個人の遊漁船の船長は受けることはできませんでした

主催者の話では

青森県でこの講習を行うのは最後で

これを受けてテストで合格しない場合

この先この講習はやらないそうしたので

塩釜市まで出向いて

受けることになるとのことでした

本来は三日ほどの講習ですが

遊漁船を現在やっているので

二日分の講習が免除

1日の講習と最後のテストだけとなりました

さすがに高齢になってきましたので

記憶力が落ちています

下の本を一冊覚えて

その中から問題が出るわけですから

高齢の普段から頭を使っていない人たちは

厳しいテストになりましたね

何とか午後のテストはすぐに採点して合否がわかり

何とか合格しましたので

一安心

一緒に受けていた漁師仲間が

先日 海上保安庁の臨検があったと話してました

多分法律が変わって

厳しくなったとのことでした

明日の遊漁で臨検があるかもしれません頭に入れておきました


朝4時 メンバーが乗船してきます

皆さんには もしかして海上保安庁の臨検があるかもしれない

とお知らせ

まずは皆さんの救命胴衣の検査

一人ベストタイプの桜マークなしの救命胴衣を着ていたので

これは使えないので 船の胴衣を着用してもらいました

私はアルコールチェッカーで検査

機関の目視検査

救命にかかわる備品のチェック(救命浮環 ハシゴなど)

エンジンの音や匂いアイドリングなどチェックして

すべてOKでしたので

4:15出航しました

沖は東風が強いですが 浅い場所なら大丈夫ですね

前日 漁師仲間の情報で 真鯛 ヒラメをかなり釣ってきたとの話
これは 乗っ込み開始だな。。。

まずはいつもの漁礁に向かいますが
風が強いのと 潮が速い
早めに切り上げて 毎年乗っ込み時に釣果がある
浅場に移動
これが大正解



75cmの真鯛ですね


本カサゴも絶好調
すべてサイズが大きめで28cm前後が釣れてきます
皆さんに秋田のスーパーでカサゴが一匹2000円で売ってると話したら
皆さん目の色を変えれて
4匹釣ったら元が取れますねなどと。。



ヒラメもまずまず
これは50cmくらいですね


對馬さんは60cmほどのヒラメ




この真鯛は60cmくらいですね





写真は写してませんが
カサゴはかなり釣れました
このほかに 水草カレイ ホウボウ マゾイ ホッケ
などまずまずの釣り日和でした

11時半終了の合図
後片付けして寄港
12時到着

防波堤に 黒いウエアーの2人が立っており
「海上保安庁です」
皆さんびっくり
船長本当にいましたよ
私。。予感してました
悪いことをしていなければ 恐れることは何もありません

保安官には少し待ってもらい
作業後臨検開始
個人的にはすべて準備していたので
次々に提出要請にテキパキと反応して
問題なしとの事で終了しましたよ

海上保安官は怖そうに思いますが
海で何かが起こったらこの人たちの助けが必要です
海の事故は命にかかわります
保安官が言うには
救命に関わる事 物は一番厳しく見るとのこと
私の場合 毎年に近いくらい今の時期 臨検を受けますから
慣れてますが 初めての人たちはドキドキするでしょう
保安官の人たちは 皆さん良い人が多いですよ
厳しいところは厳しく
公私混同はしていないと思います
海の安全を守る使命感があり
かっこいい 仕事と感じました

最後に 何かあったらすぐに連絡してくださいと
かっこよく去っていきました

乗客の皆さんも臨検の様子を見ていたので
勉強になったと思いますね
こんなこともありますので
救命胴衣は一番の命綱ですので
わけのわからない救命胴衣は認めませんので

よろしくお願いします

5/6は何とか天気が良さそうで
かなりの大漁を予感してます

巨大ヒラメのエンガワが食べたいですね