エンジンルームに排ガスが漏れていたので
マフラーに巻いてある布をはがしてみると
あっちこっち穴だらけ
このままでは走れないので
急遽 修理
仲間に煙突の修理の値段を聞くと最低でも15万くらいは
かかると思うよ ただ 昔の話だから
今の値段はわからないとのこと
金属も高くなっているので
何とか自分で直せないか
考えましたよ
上の写真の円盤から下は以前 修理したので
穴はありませんでしたので
耐熱のスプレーを吹いて マフラー用のバンテージを巻いて直しました
今回は 円盤から上の部分
下の写真のように円盤から上10cmくらいは生きていますが
その上は見る影もないくらい穴だらけ
煙突を抑えているステーも2本折れてダメ
ステーの上からあおると
ぽっきり折れました
作業手順を考えると
まずは 溶接機が必要
ネットで探すと12000円ほどで使えそうなものがある
ちょうどマイナポイントがあったので
半自動もありましたが
使い方のわかる アーク棒を使うタイプ
こいつを購入
一応 アーク溶接と ガス溶接の免許は
高校生の時とったので
使い方はわかります
45年ぶりの
次にステーから下の穴にサイズが合えば
差し込めそうでしたので
穴に合う金属パイプを用意しなければいけません
前の煙突の厚さも3mmほどありましたので
減って薄くなっているでしょうから
4mmの厚さに決定
煙突のカバーの先端までの長さを測り
カバーの先端の穴が90mm
下の穴の内径が76mm
カバーの先端までの長さが1100mm
これを入手しなければなりませんが
ホームセンターにはあるはずもなく
ネットを駆使して
福井県に販売しているところを見つけて
このサイズをオーダー
重さも8kgほど
重いですよ
9000円くらいで手に入りました
考えました
本当はパイプに直にステーを溶接したほうがいいんですが
計算通りにはいかないので
パイプホルダーにステーを溶接することに
安物ですが インバーターがついているおかけで
ブレーカーも落ちないで溶接できました
この機種は110Vと200Vが使えますので
今回は110vで溶接
本当は200Vのほうがパワーもあるし
太い溶接棒が使えるので
やりやすいのですが
仕事場には 200Vの単相と三相が来ているので
工事をしてもらえれば
使えるのですが
頻繁に使うわけではないので
今回は110vで使いました
煙突の先端の穴が
90mmですので
パイプが76mm
14mm太くしなければなりません
ステーに使った金属板を
パイプの先端に
4か所溶接
これに合わせて
先端のパイプを挿入
先端はステンレスのパイプですので
ステンレス用の溶接棒で
取れないように溶接しました
一応 仮組は終了
あとは
ステーの固定と
煙突用の塗料をで何とかなりそうです
穴に煙突を差し込みますが
多少の隙間はありますので
耐熱のバンテージに煙突用のパテを塗り
一気に差し込みます
接続した部分のパイプにも
パイプホルダーで締めこみます
この状態で エンジンを掛けて
漏れを確認
手でかざしますが
漏れはないようでした
煙突全体に
耐熱のバンテージをすべてに巻き付けます
材質は ガラスウールであったり
玄武岩バンテージであったり
結構な長さが必要です
とにかく金属部分はすべて隠すように
巻き付けて
終了
あとは カバーをかぶせて
終了です
カバーの煙突先端に
雨が降った時
煙突の中に入らないように
雨を流す受け皿と
受け皿に パイプの穴があり
この穴がカバーの下側に
水が流れるようなっています
穴に棒を差し込むと
途中で止まり
棒にススがついてくる
ススで穴がふさがれている様子です
これを貫通させないといけませんが
棒で突っついても
石のように固く
貫通は難しそうです
仲間に聞いてみると
パイプが取り替えれるそうですが
結構な金額が掛かるそうで
皆さんに貫通させる方法を聞いても
無理だと思うよ。。。
一晩考えました
パイプの長さは90cmくらいはあります
穴の径は1cmくらい
次の日 金物屋に行き
ステンレスのねじが切れている1mほどの
棒を買います太さは5mmくらい
買います
これの先端をマイナスドライバーの
先端のように削ります
もう片方をドリルドライバーに
取り付けて
穴を回転させてススを壊す作戦
やってみても
うまくいきません
ここでまた悩みましたよ
井戸を掘るとき
穴に水を入れて掘るはず
穴に水を入れて回転させると
入っていきます
そしてとうとう黒い水が
下の穴からドロドロと出て
成功しました
多分最初の持ち主が
船を作ったのが
昭和63年ですから
35年くらいはたってます
煙突は修理してないでしょうから
ススも石のようになるでしょうね
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