3/31夕方7時ころ 玄関のチャイムが鳴る
向かいの息子さん
親父が山に行って帰ってこないとのこと 87歳の高齢 そんなに遠くには行っていないはず
いつもの山菜の場所に行くと 車いすが置いてある これに鎌や籠など積んで歩いて
行くのだそうです
現場に行くと確かに車いすがある
車のホーンを鳴らしライトで山を照らす
叫ぶが反応ない
二人で山に入るが やはり見つからない
息子はパニック状態
できることなら公的機関は使いたくない様子
しかし 初期対応が生死を分ける
このままでは朝まで持たないかもしれない
しかし考えた もともと山の名手 普通の爺様とは違う
そして思ったほど気温は低くない
明日は午後から雨の予報 夜のうちから 雲がかかっている
朝は霜は降りないはず
低体温にならなければ助かるはず
妻に連絡して警察を呼ぶように指示
警察到着
現場状況の把握のため 事情聴取
結果夜の山に入るにはリスクがあるので
明日の夜明けから捜索することに
朝五時 現場に警察 消防 消防団が集合
捜索が始まる 消防署所長に ヘリは飛ばすのか?
9時に来る予定とのこと お願いして
私は9時半から妻の母の四十九日がつがる市のお寺であるので
帰宅 12時過ぎ帰ってきて 午後から弘前市に用事があり
向かう
そのため捜索がどうなったのかはわからない
5時過ぎ帰宅
息子が訪れ 話を聞くと
現場より1kmほど離れた場所で見つかったのこと骨折は有ったが
元気とのこと
夜の車のクラクションは聞こえたのこと しかし年寄りの声では届かなく
探しに来ているのは確認できたとのこと
安心できたとのことでした
爺様をヘリで引き揚げ 救助 近所の病院に搬送
疲れました それでも命が助かり一安心
初期対応が生死を分ける これは海山がいっぱいある 青森では
いつ降りかかるかわからないこと
今回の現場も歩いて5分の裏山での話
それでも 警察 消防 消防団の皆様 お世話になりました
非常時に頼りになる人たちです
今朝の東奥日報 朝刊に記事が小さく出ていますよ
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