皆さん 大雪の中 お疲れ様です
今期 遊漁船の料金改正のお知らせです
●乗船料金 ★令和7年 2/1~
●お支払い
(寄港後お支払いください)
・・・乗合・・・6人まで(メンバーにより2人まで追加有り)
1人乗船 14000円 2人~8人乗船 一人7000円
・・・貸し切り・・・
夜明け~11:30頃まで 48000円 (延長 1時間4000円)
となりますのでご注意ください
予約済の方は
料金が高いと感じる方は
キャンセルOKですので
ご連絡ください
知床の遊漁船の事故から
規制が厳しくなり
船にAIS機器(双方位置情報)
漁業無線か衛星電話
を用意しなければいけなくなり
そのほかに特定操縦免許の講習費 遊漁船主任者講習費
燃料費の高騰
これらの購入および維持費が高額になり
現在の料金では限界となりました
この金額でも他の遊漁船よりは安いとは思いますが
これ以上は高く設定はしたくないので
よろしくお願いします
手前が衛星電話
後ろがAISトランスポーター
聞きなれないと思いますが
画面に船の回りにAISをつけている船舶が映し出されます
これらの船が接近などすると
危険ブザーが鳴るのですね
遭難した時など 自船の位置が救助の人たちの機器に
送信されます
遭難している位置がわかるので
救助がスムーズに進みます
AISはこのほかにVHFのアンテナをつけなければなりません
上の丸いものはGPSアンテナ
これで衛星の電波を複数拾い
船の位置を確定しています
しかし 位置がわかっても相手にこの船の位置を
お知らせしなければ救助や他船に教えることができないのです
そのため VHFアンテナをつけて船から位置情報を送受信するのです
電波を出すものすべて
青森ならば仙台市の東北通信局に申請して
開局免許をもらわなければなりません
AISも電波出しますので
免許が必要です
私は アマチュア無線の免許がありますので
開局申請はわかりますが
普通の人たちはわかりにくいかともいます
開局免許がなければこのAISは使えません
無断で使うと電波法違反で捕まります
電波法違反の罰則としては、
1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、
5年以下の懲役または250万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
電波法違反の例としては、次のようなものがあります。
無線局の免許を受けずに電波を発射する
不法無線局を開設する
不法無線機を使用する電波法違反を防ぐには
、無線機を購入する前に販売店に免許が必要かどうか確認しましょう。
また、総務省の電波監視で確認した不法無線局の約52%は、
外国規格で製造された無線機を輸入したものや逆輸入したものです。
皆さんが不思議に思うのは多分 魚群探知機でしょうね
船で電波を出すものは
そのほか レーダーと漁業無線
(2級海上特殊無線技士の免許が必要 その他に開局申請も必要なはず)
魚探は海の中に電波を出すので
相手に迷惑が掛かりません
そのため免許が要らないのです
漁業無線 AIS レーダーは海上に電波を出すので
免許と開局申請が必要となるのです
今回私が買ったAISは簡易AISと呼ばれるもので
遊漁船の検査をするときに必要なのです
簡易でも検査は通るので買いましたが結構高いですよ
このほかに検査で必要なものは
漁業無線か衛星電話
どちらかがあれば検査はOKです
私は2海特免許はないので悩みましたが
衛星電話の購入をしました
この機種は中古ですが 検査はOKのようです
5海里より沖には出ないのでスマホでも通じるんですが
検査で必要なので用意しました
これの契約維持費が使わなくて高いのが欠点
スマホとは比べ物になりませんね
多分使うことはないと思いますが
非常用ですね それでも月の維持費は必要なのです
2級海上特殊無線技士の免許も取るとなうと
近いところで仙台の塩釜で2日間で5万くらい
免許を取ると漁業無線の機械が10万くらい
開局申請しなければなりません
漁業無線を使うとなると 無線組合の基地局の利用に年間会費が書かかります
値段はわかりませんが〇万円は掛かるはず
そんなことで緊急時確実に誰かに連絡がつくものとして
衛星電話にしましたよ
今回の用意だけで 〇十万円
遊漁船を維持するのにも大変なのです
国は知床の事故から
遊漁船を減らす方針にシフトしているようです
私は漁協管理下の遊漁船なので
個人の遊漁船よりは
やりやすいかと思いますが
規制を厳しくして 違法な遊漁船の排除に力を入れるようです
こんなことですので 今回の料金改正の内訳でした
よろしくお願いします
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