新年早々 暇を持て余し
掘り出し物無いかな~~
ネットをあっちこち見て回ります
いつものタックルベリーを見ていたら
でた~~ジャンクロッド
あまりなじみのない メーカー
PALMS(パームス)
ジャンクの理由は先端から4番目が折れている
私としたら とても美味しい症例
瞬時に『治せる・・余裕だね」
スロージギングのロッドを探していたので
新品価格が 26500円 税込み29500円
普段は絶対 買わない 買えない 竿ですよ
これが折れているだけで
2880円 送料込み4978円
購入手続き
今までの経験で折れている竿は
状態良いものが多いですね
2日ほどで到着
見てみると 1ピース
船に置いておくので 関係ないですね
そして状態確認
やはり 思った通り 物は綺麗です
現在 主流の良い竿の見分け方
教えます
値段はピンキリですが
ロッドの半分にクロステープを巻いている物や
全体に巻いているもの
対象魚に応じて 巻きが違います
これを巻くことで 軽く 張りが強く ねじれに強い
竿も細くできます
たまにカタログにカーボンプレス30Tとか書いてありますよね
これは竿に使う樹脂を30トンのプレスをかけているということ
樹脂が密になるので 薄くても強くなる
これにクロスカーボンテープを巻いているのですから
竿は軽く強くなるのです
竿の値段も
これらで値段が高くなる要件順位
1.素材がカーボン
2.クロステープを巻いているか
3.30T以上のプレスをかけているか
4.ガイドの素材が ステンレス+SIC(硬度22~24)
SICとは炭化ケイ素の事で 高硬度 耐熱性耐久性
に優れている素材
それに錆びないステンレスを使っていると
ガイドのみで良い値段がしますね
1万以下の竿は酸化アルミニウム(硬度12~14)
SICの半分くらいの硬さですね
ガイドの硬さはラインの抵抗に関係します
抵抗が大きいと 大物のやり取りで
抵抗が掛かり 熱が出てラインブレイクにつながります
ガイドの金属部分も ステンレスものもは
耐食性が高いので
ガイドの耐久性が高いですね
ステンレスに見える銀色のメッキタイプのものは
表面は錆びないメッキ素材を使っていますが
年数がたつと 傷から錆が出始めます
メーカーも高いロッドは 何年も使えるように
高いガイドを使っています
見た目は 同じように見えますが
やはり 一流メーカーは良い素材を使っており
物が違います
しかし
最近はメジャーなメーカーでなくても
良い素材をつかっている
メーカーも結構あります
ブランドにこだわらないのであれば
素材重視で 探してみるのも面白い
下のロッドは
私の竿ですが
上から
シマノ セフィア
ゴチュール POLLUX
アブ KR-Xライトジギング
パームス メタルウイッチクエスト
このほかにも クロステープを巻いているのが
何本かありますが
やはり このタイプの竿は 軽く 強く 張りがありますね
今回のパームスの竿は
ガイドはすべてFUJIのステンレス+SIC
竿の素材は ナノカーボン+Xテープ
竿自体に派手さは無いのですが
作りは良いと思います
最近はナンチャッテXテープの竿もありますので
見た目がシールで作っているのです
安い 中国製などに多くありますね
ガイドにも 小さくFUJIのものは刻印があります
今回の竿は6.8フィート(2.073m)ですが
修理の都合上6.4フィート(195cm)
12cmほど短くしました
直した画像が下のものです
よく見ないと 修理しているようには見えないと思います
竿の修理も見た目だけなら
それほど難しくありません
しかし 使っていて折れたり抜けたり
しないように修理するとなると
技術が必要です
そのため 折れた竿の修理は メーカーもしないはずです
部品交換もしくは全部交換が基本です
そのためリサイクルに持ち込んでも
今回のように30000円近い竿でも
多分 買値は1000円くらいと思いますね
こんな竿を見つけては
修理をして 私は使っているのです
リールも同じで 修理をすれば
まだまだ使えるものはたくさんあります
釣りができないときは
こんなこともしています
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